アメリカ大統領選挙から撤退した共和党ヘイリー氏 トランプ氏への投票を表明

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アメリカ大統領選挙から撤退した共和党ヘイリー氏 トランプ氏への投票を表明

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アメリカ大統領選挙の共和党候補争いから撤退したニッキー・ヘイリー氏(52)は、およそ2か月ぶりに公の場で演説を行いトランプ前大統領(77)への支持を表明。「有権者はアメリカにとって最善の道を選択すべきであり、11月の大統領選挙において私はトランプ氏に票を投じるだろう」と述べました。共和党内の穏健派や無党派層を含む数百万人から支持を得ているヘイリー氏は今も大きな影響力を持ち、今回の発言は返り咲きを狙うトランプ氏にとって追い風となる見込みです。
ヘイリー氏は22日、首都ワシントンの保守系シンクタンク「ハドソン研究所」が主催するイベントに登壇。司会者からの「バイデン氏とトランプ氏、どちらが良い仕事をすると思うか」との質問に対し、「トランプ氏が掲げる公約は完璧ではないが評価できる面もある。今後は党内での歩み寄りが必要で、一致した意見がアメリカにとって得策になり得るだろう」と答えました。元米国連大使のヘイリー氏は、現在同研究所の相談役を務めています。演説では予備選挙から離脱した後も支援を続ける有権者に感謝を述べ、支持層に向けてトランプ氏への投票を呼びかけました。
一方で現職のバイデン大統領(81)が掲げる政策に苦言を呈し、「党内大会での発言は一方的でひどい内容だった」と批判を展開。外交やインフレへの対応が不十分と指摘し、改めて政権交代の必要性を訴えました。
ヘイリー氏は撤退後の4月に開催されたフィラデルフィア州チェスター郡とモンゴメリー郡の党内大会において、25%近い得票率を獲得。今月行われたインディアナ州における予備選挙も22%の得票率を獲得しました。

参考元:Cable News NetworkREUTERSBBC NEWS