
更新日 : 2023/11/08

更新日 : 2023/10/24

更新日 : 2023/10/11

更新日 : 2023/11/19

更新日 : 2023/11/08

更新日 : 2023/09/14
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イギリスのコンサルティング企業“ヘンリー&パートナーズ(H&P)社”は、2023年7月に世界のパスポートランキングを更新。同社はビザを取得せずに外国への渡航が可能な国の数を「パスポートの強さ」と定義し、半年に1度統計を行っています。2023年1月の統計では日本のパスポートは5年連続で首位を維持していましたが、今期は3位に後退しました。2023年7月時点におけるランキングはシンガポールが単独1位となり、アメリカは前回の6位から8位に下落。イギリスは2ランク上昇し4位に入っています。今回のランキングは新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限の解除時期と渡航者数も審査の対象となり、早期に規制緩和を施行したヨーロッパ諸国は再び上位にランクインしました。
このページでは世界各国の最新パスポートランキングと、日本国民がビザを取得せずに渡航可能な国・地域を紹介します。
ランキングはIATA(国際航空運送協会)のデータに基づき、国連に加盟する193か国と台湾、マカオ、香港、コソボ、パレスチナ、バチカンを加えた199か国・地域を対象にパスポートのみで渡航可能な国の数を集計しています。最新の結果は1位シンガポール(192か国)、2位ドイツ・イタリア・スペイン(190か国)、3位オーストリア・フィンランド・フランス・日本・ルクセンブルク・韓国・スウェーデン (189か国)、4位デンマーク・アイルランド・オランダ・イギリス(188か国)、5位ベルギー・チェコ・マルタ・ニュージーランド・ノルウェー・ポルトガル・スイス(187か国)と、上位はヨーロッパ諸国が名を連ねています。アジア圏では香港17位(170か国)、台湾31位(144か国)、中国64位(80か国)、北朝鮮は98位(39か国)となりました。
世界各国の最新パスポートランキングは以下の通りです。(2023年7月時点)
パスポートランキングの発表資料に寄稿した世界的な投資家ジェフ・D・オップダイク氏は、「パスポートランキングは単に渡航の自由度をはかるだけでなく、今後の経済規模にも影響を与える」と述べました。また、日本入国に際しビザの免除が認められる国・地域は69となっています。(2023年4月時点)
日本市民は他国と比べて不法滞在者が少なく、海外渡航の際でも優れたマナーが高く評価されています。
日本のパスポートを所有している方は、ビザを取得せずにアメリカやイギリスなど189の国・地域への渡航が可能です。一般的な観光目的での渡米はESTA(エスタ)の申請が必須となり、同様の電子渡航認証制度をカナダ・オーストラリア・スリランカ・韓国も導入しています。また、ビザなしで滞在可能な期間は国や地域によって異なるため、渡航先の入国制度を事前に確認しておきましょう。
ビザを取得せずに渡航が可能な国・地域の一覧は、「日本のパスポート所有者がビザなしで渡航可能な国・地域」をご確認ください。
パスポートのみで渡航が認められている国の大半は、「アライバルビザ」やESTA(エスタ)などの電子渡航認証の申請が必要です。ESTA(エスタ)はビザとは性質が異なる「渡航認証制度」のため、観光旅行などで渡米する方は事前に申請が必須となります。一方のアライバルビザは滞在日数や滞在目的に応じて入国時に必須となり、渡航前の申請または到着した空港にて取得が求められます。アライバルビザの申請方法や取得費用は、国・地域によって異なるため事前にご確認ください。
また、新型コロナウイルスの影響により、新規ビザの受付を一時停止している国や地域があります。アメリカ政府は2023年5月11日を以て全ての入国制限(水際対策)を撤廃し、これまで必要としていたワクチン接種証明書や陰性証明書の提示は不要となりました。詳細と渡米に関する最新情報は「新型コロナウイルス アメリカ入国制限と対象国の最新情報」をご確認ください。
更新日 : 2023/07/29