
更新日 : 2023/05/12

更新日 : 2023/04/25

更新日 : 2021/07/14

更新日 : 2023/01/30

更新日 : 2023/04/27

更新日 : 2023/04/25
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イギリスのジャージー島に本社を置くコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ(H&P)社」は、ビザなしで外国への渡航が可能な国の数を「パスポートの強さ」とした調査を定期的に行っています。2023年1月に行った最新の調査結果では「日本のパスポートが世界最強」と評され、ビザを取得することなくパスポートのみで最も多くの国へ渡航できる国は日本とシンガポールであると紹介されました。日本国民がビザを取得せずに渡航が認められる国は現在193か国にもおよびます。2020年時点では191か国への渡航がビザなしで認められていましたが、2021年にオマーンが加わり192か国となり、2022年にブルンジへの渡航が可能となりました。日本は5年連続でパスポートランキングの首位を獲得し、世界で最も高い評価を得ています。
このページでは世界各国の最新パスポートランキングと、日本国民がビザを取得せずに渡航可能な国について紹介します。なお、新型コロナウイルスの影響により、多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようお願いします。
調査の対象となったのは199の国と地域です。IATA(国際航空運送協会)のデータベースをもとに、ヘンリー&パートナーズ(H&P)社が世界各国のパスポートと渡航事情について調査を行いました。最新の結果は1位に日本・シンガポール(193か国)、2位が韓国(192か国)、3位がドイツ・スペイン(191か国)、4位がフィンランド・イタリア・ルクセンブルク(190か国)、5位がオーストリア・デンマーク・オランダ・スウェーデン(189か国)と主に欧州の国々が名を連ねています。アジア圏では香港が19位(172か国)、台湾が32位(146か国)、中国は64位(81か国)、北朝鮮は100位(40か国)となっています。世界各国の最新パスポートランキングは以下の通りです。(2023年1月時点)
パスポートランキングの発表資料に寄稿した世界的な投資家ジェフ・D・オップダイク氏は、「パスポートランキングは単に渡航の自由度をはかるだけでなく、今後の経済規模にも影響を与える」とコメントしました。
なお、2023年1月時点で日本への入国の際にビザが免除となるのは68の国や地域となっています。日本は他国と比べて不法滞在者が少なく、海外渡航の際でも優れたマナーの国民と評価されている点も1位になった要因として挙げられます。
日本のパスポートを所有している方は、ビザを取得せずにアメリカやイギリスなど190以上の国・地域への渡航が可能です。一般的な観光目的での渡米はESTA(エスタ)の申請が必須となり、同様の電子渡航認証制度をカナダ・オーストラリア・スリランカ・韓国も導入しています。また、ビザなしで滞在可能な期間は国や地域によって異なるため、渡航先の入国制度を事前に確認しておきましょう。
ビザを取得せずに渡航が可能な国・地域の一覧は、「日本のパスポート所有者がビザなしで渡航可能な国・地域」をご確認ください。
パスポートのみで渡航が認められている国でも、大半の場合は「アライバルビザ」やESTA(エスタ)などの電子渡航認証の申請が必要となります。ESTA(エスタ)はビザとは性質が異なる「渡航認証」であり、短期の旅行などでアメリカへ入国する方は事前に申請が必須となります。
一方のアライバルビザは滞在日数や滞在目的に応じて入国時に必須となるもので、渡航前の申請または到着した空港にて取得する必要があります。アライバルビザの申請方法や取得費用は国により異なるため事前のご確認を推奨します。
なお、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、新規ビザの受付を一時停止している国や地域があります。アメリカ政府はESTA(エスタ)での渡米を認めていますが、日本を含む国外からの渡航者は滞在する州や地域で施行中の規制の遵守が求められます。陰性証明書の提示、到着後7~14日間の自己隔離、マスク着用義務のほか、夜間外出禁止令等を発令している州や地域があります。渡米を計画中の方は必ず最新の入国制限と各州の規制をご確認ください。
更新日 : 2023/04/16