グアム旅行に行く際の入国審査とESTAの関係性

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グアム旅行に行く際の入国審査とESTAの関係性

グアム旅行にビザは必要か

グアムおよび北マリアナ諸島で45日以上90日以内の滞在を希望する方は、渡航前にESTA(エスタ)の取得が必要です。
日本国籍の方はグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)が適用されるため、滞在期間が45日以内を条件にESTA(エスタ)の取得は不要となります。また、渡航の際は往路の機内で配布される出入国カード(I-736)の記入と提出が求められますが、滞在期間を問わずESTA(エスタ)を取得した方は免除されます。

ESTA(エスタ)を利用する

ESTA(エスタ)取得者は上述の入国書類(I-736およびI-94)の記入が免除になり、入国審査も簡略化されます。入国カードへの記入が必要ないため記入ミスの心配がありません。また、2016年4月よりESTA(エスタ)取得者のみが利用できる専用レーンが設置されています。グアム渡航におけるESTA認証は必ずしも必要ではなく、事前準備は不要ではございますが、スムーズな手続きを行う目的で、米国国土安全保障省 税関・国境取締局(CBP)はESTA(エスタ)によるグアム入国を推奨しています。
尚、ESTA(エスタ)を利用する場合には45日ではなく90日以内の滞在が可能となります。

ESTA(エスタ)について詳しい説明はこちらから

グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)参加国

  • オーストラリア
  • マレーシア
  • 韓国
  • ブルネイ
  • ナウル
  • シンガポール
  • 香港
  • ニュージーランド
  • 台湾
  • 日本
  • パプアニューギニア
  • イギリス

※台湾のパスポートをお持ちの方は、ナショナルIDカードおよび台湾パスポートを所持した上で、台湾発の乗り継ぎなしの直行便でグアムあるいは北マリアナ諸島への渡航時に限ります。ただし、グアム・北マリアナ諸島内(米国領)での乗り継ぎは可能です。

グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)ご利用条件

  • ① グアムまたは北マリアナ諸島のみへ45日以下の入国・滞在であること。
  • ② 譲渡不可で、出国日がグアムあるいは北マリアナ諸島に入国した日から45日を超えないことが確認できる往復の航空券をお持ちであること。
  • ③ 全ての項目に記入され、署名済みのI-736およびI-94をお持ちであること。
  • ④ ICAO(国際民間航空機関)に準拠し、当該国から発行された有効な機械読取り式パスポートをお持ちであること。
  • ⑤ 以前に、入国のための諸条件に違反していないこと。

※以前の入国とは、グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム、これまでのグアムビザ免除プログラム、通常のビザ免除プログラムの米国移民国籍法217条(a)項、およびすべての移民または非移民ビザの入国に関する規定を含みます。

グアム入国時に必要なもの

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グアム入国時に必要なもの

有効なパスポート
往復またはグアムから第三国への航空券、乗船券
入国書類 ※グアム以外の第三国への乗り継ぎの場合も同様
ESTA(エスタ)をお持ちでない方 入国カード(I-736およびI-94)・税関検疫申告書
ESTA(エスタ)をお持ちの方 税関検疫申告書
ESTA(エスタ)はシステム上で管理されているため、認証情報のコピーの提出は不要でございます。
ビザを取得されている方 入国カード(I-94のみ)・税関検疫申告書

※ 入国カード・税関検疫申告書は機内で配布されます。青または黒のボールペンを使用しローマ字で記入します。

未成年者が渡航する際に必要な書類

米国国土安全保障省 税関・国境取締局(CBP)より、18歳未満の渡航者が単独または片方の親同伴のもと渡航する場合に、両親または同行しない親からの渡航同意書(英文)が必要となる旨を通達されています。
これは、親権訴訟中に発生する片親による子どもの奪取の増加や、国際的な子どもの連れ去りに対処するためです。
しかし、この渡航同意書は入国審査の際に自ら提示する必要はございません。あくまでも入国審査官から質問を受けた場合にのみ提示します。
尚、過去に未成年者が入国拒否されている事例はございません。

両親もしくは保護者(祖父または祖母)の同意書が必要な旅行

  • 18歳未満の方のみの旅行
  • 両親が同行しない祖父母との旅行
  • 子どもを祖父母/叔父叔母/友人等に預けての旅行
  • 修学旅行、研修旅行などの教育旅行

※渡航同意書の正式な書式はありません。
グアム政府観光局のウェブサイトに同意書の記入例がアップされています。

同意書の他に家族構成が分かる公的証書(戸籍謄本など)が必要な場合

  • 夫婦別姓である
  • 両親の姓が異なる国際結婚である
  • 父親もしくは母親と死別している
  • 両親が離婚しており父親もしくは母親同伴の旅行

※公的証書は英訳を必要としますが、原本のコピーにご自身で英訳を添付または追記した書面でもかまいません。

米国CBPはグアム入国の際にESTA(エスタ)の申請を推奨しています

日本国籍の方はグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)があるため、45日以下の観光やビジネスで渡航する際にはビザを申請する必要ありません。しかし、グアム空港に到着した際の入国審査の簡略化と迅速化をはかるため、米国CBP(国土安全保障省・税関・国境取締局)では、グアム入国の際にESTAの申請をお勧めしております。
事前にESTAを申請しておくことで到着の際の入国手続きがスムーズになるだけでなく、飛行機内で記入しなければならない書類を書く必要がなくなり、機内に搭乗してから到着までくつろぐことが可能です。渡航される前にESTAを申請することで、グアム空港に到着した際の待ち時間が格段に短縮され、ストレスなくグアム旅行を満喫することができます。
安心で快適な渡航のためにも、グアムへ入国する際にはESTAの申請を推奨いたします。

グアム入国の際におけるESTA(エスタ)のメリットとは

グアム入国の際におけるESTA(エスタ)のメリットとは

2つの書類への記入が必要ありません

グアムおよび米国へ渡航する際には飛行機内でI-94とI-736という2つの書類の記入が必要となりますが、事前にESTAを申請し取得することでそれらの記入が不要になります。I-94と I-736 はともにローマ字記入での書類であり、英語が苦手な方や機内でくつろぎたい方には特にESTAの申請をお勧めしております。

ESTA専用レーンでストレスなく入国が可能となります

グアム空港にはESTAを申請した方のみが利用できる専用の入国レーンがあります。このESTA専用レーンは一時期廃止となったのですが、グアム旅行者が増加したことを受けて、2016年4月よりまたあらたに開設されました。年末年始や夏休みなどの旅行者が増える時期には入国審査に時間を要し、かなりの待ち時間が必要となるケースもありますが、ESTAを申請した方は専用レーンを用意して優遇されており、迅速でストレスのない入国が可能となります。

グアムでの滞在期間が最長90日まで認められます

日本国籍の方はビザなしでグアムへの入国が可能ですが、通常の場合は最長で45日以内と定められております。しかし、ESTAを申請することにより、グアムおよび北マリワナ諸島(サイパン)での滞在期間が最長で90日以内まで認められます。ESTAを申請した方は米国にとっては出入国の審査において非常に協力的な方とみなされ、グアムでの旅行やビジネスにおいても様々な面で優遇されております。

グアム税関より入国に際してのお知らせ

グアム政府では外国籍の方が入国される際に、お荷物や持ち込みの制限を設けております。安心して滞在いただくために、皆様のご理解をお願い申し上げます。

下記の範囲はグアム入国の際に無税となります(成人の場合)

  • 酒類:約3700mlまで
  • 葉巻、紙巻きタバコ:5カートンまたは1000本まで

現金および旅行小切手については1万ドル以上を所持し入国される際は、必ず申告が必要となります。また危険物などは絶対に持ち込まないようにしてください。

薬の持ち込みに関して

持病や疾患などがあり、病院で処方された薬をグアムに持っていかれる際は、そのお持ちになりたい薬が正しい理由により所持をしていることを証明する必要があり、英文にて「薬剤携行証明書」をご用意いただく事をおすすめします。
薬を持参して入国する際は、滞在を予定されている日数分であればほとんどのケースにおいて問題なく認められております。しかし、テロ防止対策などのために医薬品の持込みの審査は厳格化されております。グアム空港での手荷物検査の際に没収をされてしまう場合や、ヒアリングのために大変時間が掛かってしまう様な場合もございますので、くれぐれもご注意ください。
空港職員の方には薬の外見だけではどの様な物か分からない場合も多いため、入国をされる際に麻薬や危険薬でない事を証明するためにも事前に書類を準備し、お持ちになることをお勧めします。 詳しいお問い合わせはグアム税関にてご確認ください。

禁止されている持ち込み物(一部記載)

グアムへ入国をされる際に、持ち込む事ができない物の一部をご紹介いたします。

  • 泥のついたものや根や葉のついた野菜、果物、植物
  • 鶏肉・豚肉・牛肉をはじめ、それぞれの加工品も含みます
  • 卵や乳製品全般(粉ミルクに限り封を開けていない未開封の物であれば持ち込みができます)

グアム国際空港からのアクセスについて

2022年1月現在、グアム国際空港から公共のバスは出ておりませんので、空港からの移動はレンタカーまたはタクシーとなります。
空港から中心部であるタモン・ハガニアエリアまでは、車で約15分となります。

グアム国際空港のAPC(自動入国審査端末)導入について

APC(Automated Passport Control)とは「自動入国審査端末」と訳され、一般的に「キオスク」と呼ばれている入国審査の際に使用される端末機器を指します。グアム国際空港では、2016年10月より、このAPCの機器を入国審査場に8機導入しており、現在もスムーズに稼働しています。APCは過去にESTA(エスタ)を申請したことがあり、渡航認証許可がおりた方のみが利用できるものです。そして、取得されたESTAの有効期限内にハワイ、グアム、サイパンを含むアメリカへ渡航されたことがある方がAPCを利用できる対象者となります。事前にESTAを申請して取得されておられる方は、グアム国際空港に到着した際、空港内での入国審査の列に並ぶ前に、このAPCに立ち寄りましょう。APCの画面に表示される内容に沿って、身分を証明するための写真撮影や指紋の登録、パスポートのスキャンなどを渡航者ご自身で行うことで審査時間が短縮でき、入国審査が格段に効率化されています。これまでもアメリカ国内のさまざまな国際空港でAPCが積極的に導入されておりますが、アメリカ領土の空港の中ではグアム国際空港が最も早く導入いたしました。入国審査の一部を自動化することで利便性と迅速性が増し、審査を二階層にすることで審査時間を大幅に短縮することが可能となりました。さらに、入国審査場内の混雑が緩和でき、乗継ぎをされる方には乗り逃しの防止にもつながるなど、APCを導入したことにより、入国される方と入国審査官の双方に多くのメリットが生まれております。

APC(自動入国審査端末)の導入によるメリットは主に以下の4つが挙げられます。

  1. 従来の審査ブースと比べて、半分ほどのスペースでの運営を実現
  2. これまで1人の渡航者の入国審査にかかっていた同じ時間で、4人分の渡航者の入国審査が実現
  3. APCを利用された渡航者は、従来と比べて約90%も早く入国審査が完了
  4. APCの利用対象でない渡航者であっても、従来と比べて30%以上も早く入国審査が完了

なお、グアム国際空港のESTA専用レーンはAPCを導入した後も、引き続きスムーズに稼働しております。ただし、年末年始や夏休みなどの繁忙期には多少の混雑が予想されますので、あらかじめご了承くださいませ。ESTAを取得されてグアムへ渡航される際には、よりスムーズな入国をアシストするAPCのご利用をお勧めいたします。

ESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします

更新日 : 2023/02/20