ESTA申請を行なう公式なウェブサイトとは
ビザ免除プログラム(VWP:Visa Waiver Program)を利用し米国へ渡航する方は、事前にESTA申請公式ウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/esta/)にてオンラインでESTA(エスタ)の認証申請を行い、承認を得なければなりません。ESTA(エスタ)申請公式ウェブサイトのシステム管理・運営は、連邦政府組織の米国国土安全保障省(DHS:United States Department of Homeland Security)の一部門である米国税関・国境警備局(CBP:United States Customs and Border Protection)によって行われています。
米国国土安全保障省(DHS:United States Department of Homeland Security)
アメリカ合衆国連邦政府の組織の1つです。テロリストの攻撃や自然災害等の脅威から米国国土の安全を守るために、2002年11月に設立されました。
米国税関・国境警備局(CBP:United States Customs and Border Protection)
米国国土安全保障省(DHS)により所管される部局では最大規模の政府機関です。麻薬密輸の取締り、テロ対策や人身売買、農業害虫の侵入防止などの違法または危険な活動から、国内の安全を保障することを任務としています。米国の国境に関する事項を統一して扱う政府機関としての性質上、空港、港湾、国境検問所、国境周辺などに配置され、約52,000人という大規模な人員を抱えています。アメリカ同時多発テロ事件を受け、従来の分散していた司法省、財務省、農務省などの関係各機関(税関、国境警備隊、動植物検疫局)を統合して発足しました。ESTA(エスタ)の公式ウェブサイトの管理・運営も行っております。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)を利用可能な国籍
- ドイツ
- フランス
- フィンランド
- エストニア
- デンマーク
- チェコ
- サンマリノ
- シンガポール
- スロバキア
- スロベニア
- スウェーデン
- チリ
- ブルネイ
- ベルギー
- オーストリア
- オーストラリア
- アンドラ
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェイ
- ポルトガル
- 日本
- 台湾
- 韓国
- スイス
- スペイン
- アイルランド
- アイスランド
- イタリア
- モナコ
- マルタ
- ハンガリー
- ギリシャ
- ラトビア
- リトアニア
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルグ
- イギリス
- ポーランド
※イギリス国民がビザ免除プログラム(Visa Waiver program)を利用される場合、チャネル島・マン島・北アイルランド・イングランド・スコットランド・ウェールズの永久居住権を所持されている方に限定されます。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)の利用条件
- 電子渡航認証システム(ESTA)を申請済みで、且つ渡航認証許可を得ていること。
- 米国での滞在期間が90日以内であること。
- 上述のビザ免除プログラムVWP参加国国籍のパスポート(ICチップ搭載)を所持していること。
- 渡航目的が、観光/商用/研修/契約交渉/知人訪問/報酬の発生しないイベントへの参加/乗継ぎ/通過のいずれかであること。
- 海路及び空路で入国する場合は、次の目的地または往復の乗船券・航空券を所持していること。
eチケットをお持ちの方は、旅行日程の写しをご携行ください。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)についての詳細はこちら
ESTA申請公式ウェブサイトでの申請方法
ESTA申請公式ウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/esta/)にアクセスし、申請者情報・渡航情報をすべて半角英数字にて入力してください。その後、適格性の質問に答えましょう。申請料$14をクレジットカードかデビットカード(マスターカード、ビザ、アメリカンエキスプレス、ディスカバー)またはPaypalアカウントにてお支払いください。最大50件のグループによる申請であれば、まとめて支払うことも可能です。 また、ESTA申請公式ウェブサイトの表記は、英語だけではなく日本語を含むその他の言語を選択して閲覧することができます。トップページ右上にあるプルダウンから言語を選択しましょう。 ただし、公式サイトにてお問い合わせを行う場合は、英語のみの対応となります。
ESTA申請公式ウェブサイトでの問い合わせ方法
米国税関・国境警備局(CBP)のESTA申請公式ウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/esta/)よりEメールにてお問い合わせが可能です。また、電話での問い合わせも可能ですが、いずれも対応言語は英語のみとなります。なお、米国大使館・領事館はESTA(エスタ)については管轄外ですので、申請後の状況確認や、渡航拒否の原因について答えてもらうことはできません。 公式ウェブサイトよりESTA(エスタ)の申請を行った方で問い合わせを希望される場合は、米国税関・国境警備局(CBP)のESTAの公式ウェブサイトにアクセスいただき、Eメールで詳細をお尋ねください。
アメリカ合衆国税関・国境警備局(CBP) 問い合わせ先 |
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ご連絡先電話番号:1-877-227-5511 平日午前8時から午後5時(アメリカ東部標準時間 EST準拠) |
お問い合わせ(英語のみ) CBP INFO CENTER (https://help.cbp.gov/) |
ESTA(エスタ)の一般的な質問と回答は米国税関・国境警備局(CBP)の公式ウェブサイトに公開されています(英語)
https://help.cbp.gov/
アメリカ大使館・領事館の公式ウェブサイトにはESTA(エスタ)について日本語での解説が掲載されています
https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/visa-waiver-program-ja/esta-information-ja/
更新日 : 2021/02/12