
更新日 : 2023/09/14

更新日 : 2023/09/14

更新日 : 2021/07/14

更新日 : 2023/09/14

更新日 : 2023/08/21

更新日 : 2023/09/14
Contents
ハワイへ渡航する際は90日以内の観光旅行・短期商用・乗り継ぎ目的の場合に限りビザの取得は不要ですが、ESTA(エスタ)申請は必須となります。アメリカ政府が定めるビザ免除プログラム(VWP)の制度により、ESTA(エスタ)にて「渡航認証許可」が承認された方はビザを取得することなくハワイへの渡航が認められます。一般的なハワイ旅行の場合はビザを取得する必要はありませんが、渡航前に必ずESTA(エスタ)申請をお願いします。
過去にアメリカへの入国が拒否された方やビザ申請が却下された方、犯罪歴がある方はESTA(エスタ)による渡航が認められず「渡航認証拒否」の通知が届く場合があります。当該の方はESTA(エスタ)申請の対象外となりますので、大使館にてビザの取得をご検討ください。
なお、テロリスト渡航防止法により2011年3月1日以降にソマリアまたはイエメン、シリア、リビア、イラク、イラン、スーダン、北朝鮮、キューバに渡航または滞在した方は、原則としてESTA(エスタ)による米国渡航は認められません。
アメリカ渡航に関する最新情報は「新型コロナウイルス アメリカ入国制限と対象国の最新情報」をご確認ください。
ハワイ渡航に関する最新情報は「ハワイの新型コロナウイルスと入国に関する最新情報」をご確認ください。
米国国土安全保障省(DHS)や米国大使館ではハワイへの渡航が決まり次第、ESTA(エスタ)の申請を推奨しています。ESTA(エスタ)は年齢を問わずハワイ旅行に必須となる渡航認証制度です。家族やグループで渡航する際は全員の申請をお願いします。
※イギリス国民がビザ免除プログラム(Visa Waiver program)を取得するためには、チャネル島・マン島・北アイルランド・イングランド・スコットランド・ウェールズで永久居住権をお持ちの方に限ります。
VWPに関する詳しい内容は「ビザ免除プログラム(VWP)とは」をご確認ください。
ESTA(エスタ)申請・アメリカ電子渡航認証システムTOPに戻る
パスポートの要件 | 2016年4月1日よりESTA(エスタ)を利用して渡米する方は、Eパスポート(ICチップ搭載パスポート)の携行が必須となりました。Eパスポートは表紙にICチップ搭載を示すマークの記載があります。 |
CDC指定の宣誓書 |
ワクチン接種完了証明書の要件 | 日本からハワイへ入国する際は、海外渡航用の新型コロナウイルスワクチン接種証明書が必要となります。証明書は英語での記載を必須とし、自治体が発行した公的な書類またはデジタルデータのみ認められます。渡航する際は2回目のワクチン接種完了日から14日間以上の経過が求められ、該当しない方は航空機への搭乗が認められません。なお、ワクチンの追加接種(3回目の接種)を行った方のみ、日本への帰国後に自宅等での自己隔離が不要となります。ハワイから帰国・入国する際の注意点はこちらをご確認ください。 |
※ハワイ入国の際に義務付けられていた事前検査セーフ・トラベルズ・プログラム(トラベル&ヘルスフォーム)は、2022年3月25日を以て撤廃となりました。
ESTA(エスタ)を利用して入国する方 | 税関申告書 ※到着した空港にてESTA(エスタ)の認証情報を提示する必要はありません。 |
ビザを利用して入国する方 | 税関申告書 |
※税関申告書は往路の航空機内で配布されます。黒または青のボールペンを使用し、ローマ字で記入してください。
ハワイ入国の事前検査セーフ・トラベルズ・プログラム(トラベル&ヘルスフォーム)登録方法と記入例
空港到着後、スタッフの案内に従い入国審査エリアへ移動します。
入国審査エリアでは、Non-resident(非居住者)用の列へ並びます。審査官に呼ばれたら前へ進み、パスポートと税関申告書を提出してください。滞在目的や滞在期間等の質問に答えた後、指紋採取と顔写真の撮影が行われます。
※2022年6月12日より、「出発前1日以内」に医療機関にて行った新型コロナウイルス検査(PCR検査)による陰性証明書の提示は不要となりました。
※2023年5月11日を以て、3の提示と4・5の提出は不要となりました。
オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港では自動入国審査端末「キオスク」(APC : Automated Passport Control)の利用が可能です。キオスクは2009年以降にESTA(エスタ)での渡米歴があり、再度ESTA(エスタ)を利用してアメリカへ入国する方を対象とした入国審査端末システムです。キオスクは入国審査官とやり取りをせずに自身でパスポートのチェックや指紋採取、顔写真の撮影を行うため入国手続きに要する時間を短縮することができます。
ただし、過去にESTA(エスタ)を利用して渡米した方でも、パスポートを更新した場合はキオスクを利用することはできません。パスポートを更新した場合は従来通りの入国審査が必要となりますのでご注意ください。APCはダニエル・K・イノウエ国際空港のほか、アメリカの主要空港に設置されています。
“Who Is Eligible to Use APC?
U.S. and Canadian passport holders and international visitors from Visa Waiver Program countries are eligible to use APC kiosks. Visa Waiver Program visitors must have Electronic System for Travel Authorizations(ESTA)approval prior to travel and have visited the United States on at least one occasion after 2008.”
キオスク(APC)に関する詳細はCBP(United States Customs and Border Protection)のウェブサイトをご確認ください。
自動入国審査端末「キオスク」(APC)の利用手順
手続きが完了した後、入国用の証明書(レシート)が発行されます。証明書は入国審査官へ提出してください。
Baggage Claim(荷物受取場)へ進み預けた荷物を受け取ります。手荷物はベルトコンベアに乗って流れてきますので、搭乗便名が表示されたターンテーブル前で待機しクレームタグを確認のうえ自身の荷物をピックアップしてください。フロアに手荷物が置かれている場合も多くありますので周囲の確認もお願いします。
税関申告書を提出し出口へ進みます。ランダムで荷物のX線検査を促される場合がありますので、保安官の指示に従うことが求められます。
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ハワイ到着後は入国審査をはじめ、様々な手続きが必要です。初めての海外旅行で英語が苦手な方にとっては、入国審査は緊張の場面となるでしょう。少しでも不安を払拭していただくために、入国審査の流れを解説します。
また、ハワイの入国措置に関する詳細は「ハワイの新型コロナウイルスと入国に関する最新情報はこちら」をご確認ください。
ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港では、到着した渡航者へ迅速な入国審査を行っています。機内を降りる際は手荷物などの忘れ物がないか注意し、乗務員または空港スタッフの案内に従って順路を進みます。駐機場付近で停車している2両編成のwiki wiki Shuttle(ウィキウィキシャトル)に乗車し、入国審査場へ移動しましょう。満員の際はその場で待機し、次のバスに乗車してください。数分の乗車で入国審査場の入り口に到着します。
バスを降車した後は案内に従って進み、入国審査場へ移動します。国外からの渡航者とアメリカ市民では入国の窓口が異なるため、日本国籍の方は正面左側の“Foreign Passport(外国旅券)”に並びましょう。“American Citizen”と表示された窓口は、アメリカ市民が対象となります。
“Foreign Passport”の窓口へ移動した際は、速やかに必要書類が提出できるよう準備を行いましょう。入国審査官から“Next”と呼ばれるまで列に並び待機してください。アメリカでは入国審査の電子化が進み、ダニエル・K・イノウエ国際空港でも”キオスク“(APC)”の利用を推奨しています。
入国審査官は渡航者に対し、目的や滞在期間などについて英語で質問します。入国審査時の一般的な質問をご確認ください。
“ホワット イズ パーパス オブ ユア トリップ?” 「旅行の目的は?」という質問です。
観光旅行の場合は“Sightseeing”(サイトシーイング)とお答えください。
“ハウ ロング アーユー ステイン? ”「どのくらい滞在しますか?」という質問です。
5日間の場合は“5days”(ファイブデイズ)、7日間の場合は”One week”(ワンウィーク)など滞在日数をお答えください。また、滞在日数ではなく「いつ帰国するか?」と尋ねられる場合もあります。“When are you going back to Japan?”(ホェン アー ユー ゴーイン バック トゥ ジャパン?)と尋ねられた際は、帰国する便の日程を答えてください。すぐに英語で日程が伝えられない場合は、帰国時の航空券を提示しましょう。
“ホェアー ユー ゴーイン トゥ ビー ステイン?” 「どこに滞在しますか?」という質問です。
ハワイで宿泊するホテルの名称や、滞在先の家族や知人宅の住所をお答えください。英語での回答が難しい場合は、税関申告書に記載した滞在先を提示しましょう。
質問の意味が分からない場合は、“Please Once More”(プリーズ ワンスモア)「もう一度お願いします」と返答してください。入国審査官は”sightseeing?“(観光)や“5days?“(5日間)など具体的な返答例を提示しますので、”Yes“または”No“で回答しましょう。入国審査に関する質問は、原則として英語でのやりとりとなります。必要と思われる単語や英会話は、手帳への記載やスマートフォンに登録しておきましょう。
入国審査に関する回答を済ませた方は、指紋の採取を行います。審査官より“Finger print”(指紋)と案内された後、指定された機器の上に指を置いてください。採取した指紋は入国審査以外の目的に使用されることはありません。
指紋採取の後はカメラで顔写真の撮影が行われます。撮影の前に帽子やサングラスを外しておきましょう。入国審査官から受け取ったパスポートには、ハワイでの滞在を許可するスタンプが捺印されています。“Thank you”(ありがとう)と声をかけて審査場を後にしましょう。
入国審査を済ませた方は、エスカレーターで1階の手荷物受取所(バゲージクレーム)へ移動しましょう。搭乗便名が表示されたターンテーブルの前で待機し、預けた荷物をピックアップしてください。
ダニエル・K・イノウエ国際空港では、ターンテーブルから移送された荷物をスタッフが1か所にまとめて並べます。ターンテーブルが1周しても荷物が見つからなかった場合は、付近のスタッフへお尋ねください。また、破損や紛失の際は、航空会社に預けた荷物のタグを提示のうえ申告を行います。詳しい状況をスタッフに説明し、保険の申請手続きに必要な書類を受け取ってください。
全ての荷物をピックアップした方は、パスポートとAPCの出力紙または税関申告書を用意して税関検査場へ移動してください。申告の対象物がない方は緑のラインへ、ある方は赤いラインへ進みましょう。また、保安官に検査を求められた方も、赤いラインへ移動し指示に従う必要があります。保安官より不正な申告を指摘された際は別室にて詳細なチェックが行われ、高額な罰金が科せられますのでご注意ください。
税関検査が終了した方は到着ロビー(出口)へ向かい、係員にAPCの出力紙または税関申告書を提出してください。ダニエル・K・イノウエ国際空港の国際線到着出口は2か所あります。ツアーで訪れた方は1階(到着ロビー)正面左側の”EXIT1”(団体用出口)へ、個人で訪問した方は正面右側の“EXIT2”(個人用出口)へ進みましょう。タクシー、TheBus(ザ・バス)、レンタカーセンターへのシャトルバスを利用する方は、“EXIT2”(個人用出口)が便利です。ツアーで到着した方は”EXIT1”(団体用出口)にて観光会社のスタッフが待機していますので、案内に従って送迎バスをご利用ください。
また、Lyft(リフト)やUber(ウーバー)等のライドシェア乗り場は、2階(出発ロビー)となります。乗り場は3か所(ターミナル1に1か所、ターミナル2に2か所)ありますので、手荷物の受け取りと税関申告を済ませた後に2階へ移動しましょう。ターミナル1の乗り場はロビー2付近、ターミナル2はロビー5・6の間および8付近です。ロビー番号は通路の頭上に掲示されています。
空港からリフトやウーバーを利用する際は、持参したスーツケースの大きさや数量に注意が必要です。リフトでは乗車人数が4人以内のグループでも4ドアの普通車に荷物が積載できない場合、最大6人乗りの“Lyft XL”の利用を推奨しています。また、ウーバーは同様の場合に“uberXL”を勧めており、6人乗り大型車の利用が可能です。4名以上での利用や荷物が多い場合は、車両のサイズを慎重に検討して配車を依頼しましょう。
オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港では2015年6月より、自動入国審査端末「キオスク」(APC)を導入しています。キオスクは入国審査官による審査を不要とし、端末上で入国に関する手続きを済ませることができる機器です。キオスクを使用する際は条件がありますので、以下の内容をご確認ください。
キオスクはESTA(エスタ)で渡航する方のみ使用することができます。観光ビザや留学ビザ、グリーンカードなどで渡航する方はキオスクの利用対象外となりますので、入国審査官による手続きをお願いします。
過去にESTA(エスタ)を利用して渡米した方がキオスクの利用対象となります。ESTA(エスタ)の有効期限が失効した方は再びESTA(エスタ)を申請し、渡航認証許可を取得することでキオスクの利用が認められます。
前述の条件を満たしている場合でも、パスポートを更新した方はキオスクを利用することができません。過去に渡米した際に使用したパスポートを更新または変更した方は、キオスクの利用対象外となります。また、パスポートの有効期限が切れた方は、ESTA(エスタ)も同時に失効となります。パスポートの有効期限が半年未満の方は、更新した後にESTA(エスタ)申請を行うことを推奨します。
2022年1月現在、キオスク端末(APC)はハワイのホノルル空港を含むアメリカ国内43か所の空港に設置されています。
更新日 : 2023/08/21