アメリカビザ面接(大使館予約)の流れ・攻略法について

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アメリカビザ面接(大使館予約)の流れ・攻略法について

アメリカの地図とパスポート

一度の渡米で90日以上の滞在を希望されている方はESTA(エスタ)申請ではなくビザの申請が必要となります。ビザには渡航目的別に様々な種類がありますが、最も一般的なビザはBビザと呼ばれるものです。Bビザは主に長期の観光やビジネスを目的とした滞在が可能となるビザで、米国大使館・領事館で最も申請件数が多いものとなります。日本国籍の方で90日以内の観光で米国を訪れる場合であればESTA(エスタ)申請で渡米が可能ですが、90日以上の長期滞在や留学・就職などの目的で渡米を希望される方はビザの申請をお願いいたします。短期間で取得可能なESTA(エスタ)とは異なり、ビザは申請から取得までに時間を要します。必要書類の提出や米国大使館・領事館での面接もあるため、渡米の数か月前に申請を済ませておくことが望ましいとされています。このページでは最も申請件数の多いBビザ取得に必要な書類や米国大使館・領事館での面接について詳しく説明いたします。

東京・大阪・那覇にて申請をする場合

国籍や年齢を問わず、全ての申請者は以下の書類が必要となります。必要書類は全て英訳が必要となります。英訳が添付されていない書類は受理されませんのでご注意ください。

  • 期限が有効でICチップ搭載のパスポート
  • 過去10年間に発給を受けたパスポート(失効となったパスポート)
  • 証明写真1枚
    ※ サイズは5cm × 5cm 、カラーで6か月以内に撮影した背景が白色のものに限ります。眼鏡は未着用で撮影をお願いします。
  • DS-160
    ※ 事前にオンラインにて作成し出力してご持参ください。前回のビザ申請の際に利用したDS-160は使用できません。
    DS-160は年齢を問わず、ビザ申請を希望する方全員が必要となるものです。家族でビザ申請される方は、家族全員分のDS-160をご用意ください。
  • 面接予約をしたWebページの出力

過去に重大な犯歴のある方

上記5点の他に、当該の判決時の謄本とその英訳をご用意ください。

Bビザ申請に必要な書類

B1ビザ(短期ビジネス向けのビザ)
  • 在職を証明する書類、または在学を証明する書類
  • 履歴書と主催者からの招待状、これまでに出版したすべての出版物の一覧表(該当する場合のみ)
    ※ 米国で開かれる化学(科学)分野の技術関連プログラムに出席される方や、米国の学会に出席する日本国籍以外の方は必要となります。
B2ビザ(長期観光向けのビザ)
  • 現在の貯蓄や収入を証明する書類(預貯金が記載された銀行通帳、給与明細書など)
    ※ 申請者に十分な収入がない場合は、保護者または申請者の渡米資金をまかなう方の貯蓄証明書が必要となります。
  • 米国関係者からの招待状(渡米の目的、招待者の情報、日程が記載されたもの)
    ※ 招待者のいない方で長期観光のみで渡米される際は、招待状の提出は不要です。

札幌・福岡にて申請をする場合

札幌・福岡の領事館にてビザ申請を希望する全ての方は、必要書類を速やかに郵送しておく必要があります。必要書類は少なくても面接の3日前に届いていることが望ましく、余裕をもった面接日の設定をお願いしております。面接日を予約すると数日以内に領事館より書類を郵送するためのレターパック封筒が届きますので、そちらをご使用ください。

※面接の予約をした日から1週間以内に面接の予約をした方にはレターパック封筒の送付は行っておりません。ご自身で領事館宛に郵送いただくか、領事館入口の警備員に直接渡してください。

※領事館へお越しの際は休館日を除く月~金曜日の8 : 45~17 : 30の間にお越しください。面接前日の開館日の正午までに領事館へ届くようにご手配をお願いします。

札幌領事館の郵送先

在札幌米国総領事館ビザサービス
〒064-0821 札幌市中央区北1条西28丁目
※封筒の裏側に面接予約日・予約時間の記載をお願いします。

福岡領事館の郵送先

在福岡米国領事館ビザサービス
〒810-0052 福岡市中央区大濠2-5-26
※封筒の裏側に面接予約日・予約時間の記載をお願いします。

国籍やビザの種類を問わず、全ての申請者は以下の書類が必要となります。必要書類は全て英訳が必要となります。英訳が添付されていない書類は受理されませんのでご注意ください。

  • 現在有効なパスポートの個人情報ページのコピー(顔写真と個人情報ページのみで可)
  • 証明写真 1枚
    ※ サイズ5cm × 5cm 、カラーで6か月以内に撮影した背景が白色のものに限ります。眼鏡は未着用にて撮影をお願いします。
  • DS-160
    ※ オンラインにて作成し出力をしてください。以前のビザ申請の際に利用したDS-160は使用できません。
    DS-160は年齢を問わず、ビザ申請を希望する方全員が必要となるものです。家族でビザ申請される方は、家族全員分のDS-160をご用意ください。
  • 面接予約をしたWebページの出力

過去に重大な犯歴のある方

上記4点の他に、当該の判決時の謄本とその英訳をご用意ください。

Bビザ申請に必要な書類(東京・大阪・那覇と同じ書類をご用意ください)

B1ビザ(短期ビジネス向けのビザ)
  • 在職を証明する書類、または在学を証明する書類
  • 履歴書と主催者からの招待状、これまでに出版したすべての出版物の一覧表(該当する場合のみ)
    ※ 米国で開かれる化学(科学)分野の技術関連プログラムに出席される方や、米国の学会に出席する日本国籍以外の方は必要となります。
B2ビザ(長期観光向けのビザ)
  • 現在の貯蓄や収入を証明する書類(預貯金が記載された銀行通帳、給与明細書など)
    ※ 申請者に十分な収入がない場合は、保護者または申請者の渡米資金をまかなう方の貯蓄証明書が必要となります。
  • 米国関係者からの招待状(渡米の目的、招待者の情報、日程が記載されたもの)
    ※ 招待者のいない方で長期観光のみで渡米される際は、招待状の提出は不要です。
ビザ面接のステップ

ビザ面接のステップ

以下は東京の在米国大使館における面接の流れのご案内です。
札幌・大阪・福岡・那覇の各領事館での面接の流れや混雑状況により若干異なる場合がございますので、参考例としてご確認ください。

入館の手続き

大使館に到着したら入館手続きを行います。面接の予約確認書に記載されている予約時間の15分前までにお越しいただき、正門前に整列してください。面接予約確認書に記載されている時間は大使館に到着する時間であり、領事官との面接時間ではありませんのでご了承ください。

2 セキュリティのチェック

米国大使館では全ての申請者に対し、入館時にセキュリティチェックを行っています。申請者の手荷物は空港と同様にX線による検査機でセキュリティチェックを受けていただく必要がございます。来館の際はビザ申請に必要なもののみご持参ください。スーツケース、リュックサック、アタッシュケース、ショルダーバック、ノートパソコン、ゲーム機器、携帯音楽プレーヤーなど全ての電子機器や、25cm × 25cm を超える手荷物は持ち込みが禁止されております。また、USBメモリーなどの記録媒体や食品も館内に持ち込むことはできません。これらの手荷物を持参された場合は入館が認められず、入館できない方は面接予約の取り直しが必要となりますので注意が必要となります。来館の際はビザ申請に必要なものしか持ち込むことが出来ませんのでご了承ください。※スマートフォンを含む携帯電話は1台のみ持ち込みが可能です。

3 予約の確認

セキュリティチェックの終了後、領事部の入口にて職員が面接予約を確認します。確認後に番号札が手渡されますのでご自身の番号をご確認ください。番号は待合室のモニターに表示されますので、ご自身の番号が表示されましたら所定の場所へ移動してください。

必要な書類

現在有効なパスポート、記載済みのDS-160用紙、証明写真、ビザカテゴリに必要となるすべての補足書類を用意ください。申請書類は大使館にて指定された順番で提出する必要がございます。書類が指定の順番でない場合や記入漏れがある場合は再度窓口に並び正しい状態での提出を求められます。また、セキュリティチェックも再度受けなければなりませんので書類の並び順や記入漏れに十分ご注意ください。

4 申請書類の提出

領事部の待合室に入り、ビザ申請の受付窓口へ必要書類一式を提出してください。提出後は指紋採取を行いますので、ご自身の番号が呼ばれるまでお待ちください。大使館では迅速な対応に努めておりますが、混雑時にはお待たせする場合がございます。書類提出から指紋採取までしばらく時間を要することをご了承ください。

5 指紋の採取

モニターに番号が表示されましたら指定の窓口へお越しください。指紋の採取を行いますので係員の指示に従い、指紋読み取り機の上に静かに指を置いてください。指紋の採取後は領事官との面接になります。

6 領事官との面接

指定の列に並び、ご自身の番号が表示または呼ばれましたら領事官との面接となります。面接後、ビザ発給の可否について領事官より説明があります。面接の時点でビザの発給が許可された方は一週間ほどでビザのついたパスポートが申請者宛に届くことになります。ただし、申請に必要な書類が不足していた場合や、追加書類の提出を求められた場合は審査を含めビザ取得に時間が必要となるケースがございます。 追加書類が必要か否かの判断は面接時の領事官に委ねられますので、渡航日まで十分な期間をもってビザ申請を行うことをお勧めします。

ビザ申請の際の注意事項

ビザの審査状況についてのお問い合わせは、所定の手続きが終了するまでお控えくださいますようお願いします。ビザ申請はESTA(エスタ)とは制度が異なり、短期間で許可されることはございません。搭乗時のトラブル回避のため、パスポートがお手元に届くまではキャンセルや変更の出来ない航空チケットのご手配はお控えください。

来館時における注意事項

米国大使館への入館時には持ち込みできないものがございます。以下の手荷物や危険物、パソコンやカメラなどの記録媒体の持ち込みは禁止されていますのでご了承ください。また、たばこや発火物、食品全般の持ち込みも禁止されておりますのでご注意ください。

大使館への持込みが禁止されているもの

  • 電子手帳、パソコン、カメラ、iPad、ポケベル、スマートウォッチ、USBメモリー、CD、MP3
    オーディオカセット、ビデオカセット、フロッピーディスク、音楽プレーヤーなどを含む全ての電子機器
  • 食品全般
  • ハサミ、ナイフなど先の尖った刃物類
  • タバコ、葉巻など
  • ライター、マッチなどの発火物
  • 25cm x 25cmを超えるバッグ・鞄・リュックサック・スーツケースなど

スマートフォンを含む携帯電話については、1台のみ入館の際に持ち込み可能となっております。なお、上記に限らず、大使館・領事館の警備員の指示により持込みが禁止される物がございます。上記の持ち込み禁止の理由は日米両国の保安のためと不審者の侵入防止、そしてビザを申請される方の待ち時間の短縮を目的として導入しております。米国大使館・領事館へお越しの際は、申請に必要な物のみをご持参くださいますようお願いします。

ビザ面接の時間はどれくらい?

面接にかかる時間はビザの種類や目的などにより異なりますが、概ね10~20分程度です。主な質問は渡米目的、期間、滞在先、必要な費用の有無、現地での職務や就労先(留学先)など英語での回答が求められます。英語が話せない方は日本語での質疑応答が認められますが、半年以上の滞在を希望する方は面接や現地での日常生活に必要な英会話の習得をお勧めします。
在アメリカ大使館および総領事館では、少なくとも日本出国3か月前の面接予約を推奨しています。予約が完了した方は「面接予約確認書」が発行され、入館時間が記載されています。同書に記載の時間は入館が可能な時間であり、領事官との面接時間ではありませんのでご注意ください。目安として入館時間15分前までの到着が求められ、正門前に整列し順番を待ちます。入館後は手荷物検査が行われ、スマートフォンを含む携帯電話は1台のみ持ち込み可能です。面接まで1~3時間ほどの待機が必要なため、時間に余裕がある日を選択しましょう。

ビザ面接時のポイント

ビザ面接の質疑応答がスムーズに行えるよう、いくつかポイントを紹介します。
面接を行う領事官は申請者の英語力だけでなく、渡米の目的と期間を重視します。目的遂行後は速やかな帰国が求められるため、アメリカに永住する意思がない旨をしっかり伝えることが重要です。留学ビザの取得を希望する方は、原則として現地での就労やアルバイトが禁じられます。主たる渡米目的が留学である意向を述べ、就労する意思がないことを伝えましょう。
質問に対する返答は簡潔で分かりやすい説明が求められ、質問以外の発言は減点対象となる場合がありますのでご注意ください。しっかりと丁寧に質問を聞き、明確にハキハキとした返答が好印象につながります。面接の場で取得が認められた方や渡米に関するアドバイスを伺った際は、笑顔で御礼を伝えましょう。
なお、面接はネクタイを着用した正装で赴く必要はありません。派手な衣服や化粧を避け、清潔感のある服装で面接に臨みましょう。男性は襟がある服やジャケット、女性は落ち着いたブラウスやシンプルなスーツなどの着用がお勧めです。

ビザ面接の審査に落ちてしまった場合

ビザの取得が認められない方は、大半の場合において面接時に判断が下されます。審査に落ちた方は再度面接に臨むことが可能ですが、あらためて面接日の予約と申請料の支払いが必要です。再びビザを申請する際は初回と同様の手続きを行い、下記の書類が用意可能な方は申請時に提出を推奨します。

  • 財産証明書(日本で所有している不動産の登記簿や自家用車の所有に関する書類)
  • 雇用証明書(就労先または日本の勤務先が発行した帰国後の雇用を認める書類)
  • 家族または親族による帰国要請書
  • 帰国後の住居または滞在先を証明する書類や予定表

審査に落ちた方の多くは、「アメリカへの移住や不法滞在が疑われる」が主な理由です。面接を担当する領事官は全てのビザ申請者に対し、「アメリカへ移住する意思がある」との前提に基づき審査を行います。再び面接に臨む際は任務遂行後に帰国する考えをしっかりと伝え、移住や現地にて結婚の意思がない旨を強調しましょう。

面接日時の変更を希望する際の注意点

面接日時の変更を希望する方はオンライン予約システムにログインし、登録したEメールアドレスとパスワードを入力して変更手続きを行ってください。登録済みのプロファイルに「面接予約の変更希望」と記載し、希望日時を明記の上あらためて予約を申し込む必要があります。新たな面接日時が決定した際は、Eメールで予約通知が届きますので必ずご確認ください。
また、面接予約の変更には回数制限があります。6回以上の変更や指定日時に在日米国大使館・総領事館へ訪れなかった場合は、再度ビザ申請費用の支払いが求められるため注意が必要です。変更を5回行い、6回目の面接に赴かなかった方も同様となります。渡米する際は計画的な予定を立て、余裕をもって面接日時を予約しましょう。
在日米国大使館・総領事館の連絡先と休館日は「在日アメリカ大使館・領事館の一覧(アクセス情報付き)」をご確認ください。

スマホでESTA申請はこちら 出発の72時間前までにお願いします

更新日 : 2023/12/19