更新日 : 2024/04/09
更新日 : 2024/04/10
更新日 : 2024/04/10
更新日 : 2024/03/12
更新日 : 2023/11/08
更新日 : 2024/04/15
更新日:2024/05/02
Contents
一年中半袖に短パンで過ごせる常夏のハワイでは、季節や地域により気温に差があります。快適なハワイ観光をするために島全体の平均気温や降水量、各島の特色と季節ごとに楽しめるアクティビティ、服装の選び方などを紹介します。
温暖で過ごしやすい気候のハワイでは、年間の平均気温は24~30度程度。州都ホノルルの年間平均湿度は約68%となり、東京の約70%と比べて大差ありません。しかし、夏(約80%)と冬(約50%)の場合は異なります。東京は蒸し暑い一方で、ハワイは快適な気温と湿度を保ち涼しいのが大きな違いです。また、ハワイの夏の降水量は日本の1/10程度ですが、紫外線量は日本の2~3倍になるため日焼け対策は必須となります。
都市 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
東京 | 6.38℃ | 7.05℃ | 10.52℃ | 5.15℃ | 20.5℃ | 23.16℃ | 27.28℃ | 29.0℃ | 25.21℃ | 19.5℃ | 14.51℃ | 9.18℃ |
ハワイ | 14.84℃ | 14.81℃ | 15.4℃ | 15.4℃ | 15.98℃ | 16.81℃ | 17.55℃ | 17.72℃ | 17.31℃ | 17.3℃ | 15.78℃ | 14.86℃ |
上記の表は、WeatherAndClimate(ハワイと東京の対比グラフ)のデータを参考にし、ハワイと日本(東京)の年間平均気温を比較したものです。表を見ると、ハワイは一年を通して気温の変化が少ないことが分かります。また、このサイトでは降水量や湿度などの比較も確認できるため、ハワイを訪れる際は参考にすると良いでしょう。
ハワイには四季ではなく、夏の“乾季”と冬の“雨季”の2つの季節があります。日本とは異なるそれぞれの季節の特徴を解説します。
ハワイの夏は5月~10月(乾季)にあたり、この時期の最低気温は23度、最高気温が31度です。主要4島(オアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島)では中心にある山岳を境に、北東部と南西部で気候が異なります。北東から南西に向かって貿易風が吹く乾季では北東部の降水量が多いですが、南西部は乾いた風が届きカラッとした気候になるのが特徴です。ハワイ観光の際にビーチで過ごすには最適なシーズンです。
ハワイの冬は11月〜4月(雨季)にあたり、最低気温は20度、最高気温は27度程になります。この時期は貿易風が止み、湿気を含んだ“コナウインド”と呼ばれる南風が吹きます。その影響で北東部だけでなく晴天率の高い南西部でも曇りがちで降水量が増加しますが、基本的には“シャワー”と呼ばれるにわか雨が降る程度です。にわか雨が止むと虹が頻繁に見られますが、連日降ることもあるので観光の際は屋内で楽しめるプランも考慮しておきましょう。コナウインドは南からハワイ島のキラウエア火山を通過するため、火山ガスを含んだままオアフ島まで届きます。火山ガスは”ヴォッグ(ヴォルケーノ・スモッグの略称)”と呼ばれ、目のかゆみや鼻水、頭痛などアレルギー症状を引き起こす原因のひとつです。そのためハワイでは降水確率だけでなく風向きも重要視されています。
ハワイには四季に応じた自然の楽しみやシーズン限定のイベントが目白押しです。各季節の魅力を紹介します。
トロピカルフルーツのマンゴーにも旬の時期があり、ハワイでは6月〜7月が収穫のピークシーズンです。スーパーマーケットやファーマーズマーケットなどで販売され、カットフルーツでも手に入るので現地ならではの旬の完熟マンゴーを味わってみましょう。
常夏のハワイでは年間を通して色鮮やかな花々が見られますが、春から夏のシーズンが最も見頃となります。プルメリアが満開になる時期は5月末〜8月末。無料で入園できる“ココクレーター・ボタニカルガーデン”では、種類豊富なプルメリアが見られるため観光におすすめです。
フラの祭典”メリー・モナーク・フェスティバル”はハワイ島ヒロで毎年1週間かけて開催されます。1963年から続くハワイの伝統的なイベントで、競技会だけでなくパレードやクラフトフェア、音楽パフォーマンスなど豊富な催し物が楽しめます。
7月4日はアメリカの祝日”独立記念日”で、毎年ハワイ州各地で盛り上がりを見せています。ノースショアやカイルア(アラモアナ沖では4年連続中止)で打ち上げ花火があるほか、ショッピングセンターでは独立記念日の前後にセールが行われます。
夏はノースショアの海が穏やかなため、”シャークスコーブ”でのシュノーケリングがおすすめです。冬は波が高くなるため、入れませんが比較的穏やかな4月~10月の間であればシュノーケリングができます。
ハワイの伝統音楽や舞踊などの文化や歴史を後世に伝える目的で、毎年9月に開催されているお祭りです。当日はカラカウア通りが歩行者天国になり、フードブースや音楽パフォーマンスのステージが並ぶ”ワイキキ・ホオラウレア”、生花で装飾された山車、ハワイ主要8島の王女たちが馬に乗ってパレードをする”フローラル・パレード”など、様々なイベントが行われます。
10月に入ると、ショッピングセンターや住宅街が10月31日のハロウィンに向けてデコレーションを始めます。当日はアラモアナセンターなどのショッピングモールやホノルル動物園で子供たちに無料でお菓子が配られるイベント” トリック・オア・トリート”が開催されるので、仮装して出かけましょう。特にワイキキのカラカウア通りはハロウィンコスチュームを身に着けた人たちによるコンテストが開催され盛り上がります。
サンクスギビングデー(毎年11月23日)の翌日には様々なショップセンターやアウトレットでセール(ブラックフライデー)が行われます。お目当ての商品に期待が膨らむ年に一度の大幅なディスカウントは見逃せません。
12月にはハワイの街中がクリスマス仕様のイルミネーションで華やかに彩られます。毎年ダウンタウンのホノルル市庁舎では“ホノルル・シティ・ライツ”が開催されクリスマスツリーの点灯式や、巨大なシャカサンタクロースと夫人の像が飾られています。ハワイアンスタイルのクリスマスを楽しみたい方に必見です。なおクリスマス・イブやクリスマス当日は多くのレストランで限定メニューが提供され混み合うため、早めに予約しましょう。
元日は初日の出を見るために”マカプウ岬”や”ダイヤモンドヘッド”に多くの人が訪れます。昇る朝日が海に差し込み、光り輝く絶景は感動的です。
毎年12月中旬から4月初旬にかけてアラスカから繁殖や出産、育児のためにザトウクジラがハワイに集まります。マカプウ岬など高台の上やクルージングボートの上からクジラのブロー(潮吹き)やブリーチング(海面上に躍り上がり着水すること)など貴重な姿を観察できます。
お正月限定で”アラモアナセンター”や”ロイヤル・ハワイアン・センター”など様々なショップで福袋の販売が行われます。人気ブランドがお得に手に入るチャンスなので必ずチェックしてみましょう。
旅行中の洋服はなるべく荷物を最小限に済ませたいもの。おすすめの服装や便利なアイテムを紹介します。
ハワイは年間を通して暖かく、日中は薄着でも問題ありません。Tシャツとショーツやワンピース、サンダルなどカジュアルな服装が一般的です。ただし、気温が低い朝晩や、日中でも屋内は冷房が効いているため上着を準備することをおすすめします。レストランやデパート、バスなどは特に冷えるので注意しましょう。また、高級レストランへ食事に出掛ける場合はドレスコードを確認しましょう。ハワイではカジュアルな服装でも問題ないレストランがほとんどですが、お店によってジャケットやフルレングスパンツでの来店を求められる場合があります。
常に暖かいハワイでも長袖の上着は必須です。一枚薄手のものがあると、肌寒い時にはもちろん日焼け対策に役立ちます。足元はスニーカー、ビーチサンダル、リゾートカジュアルなサンダルの3種類準備すると良いでしょう。男性の場合、ドレスコードのある高級レストランに適した靴もお忘れなく。そのほかに帽子、サングラス、エコバッグ、タンブラーは常に持参すると安心です。また、旅行中はチップを支払う機会が多いため、1ドル札を多めに携帯しておくと便利です。
“リゾートカジュアル”は汎用性が高く、ほとんどのお店で採用されるドレスコードです。男性は襟付きのシャツとフルレングスのボトムス、つま先が隠れる靴を選べば問題ありません。襟付きのシャツであればアロハシャツやポロシャツでも良いでしょう。“リゾートカジュアル”の場合はスニーカーでも問題ありませんが、清潔感があるものに限ります。女性はワンピースとストラップ付きのサンダルがおすすめです。ミュールや足にフィットするヒール付きサンダルでも構いません。
高級レストランでの基本的なドレスコードは”リゾートカジュアル”です。襟のないTシャツやタンクトップ、ジーンズ、ショーツ、ビーチサンダルなどは避けましょう。男性でスニーカーを履く場合、カジュアル過ぎるものは注意が必要です。また女性は、ストラップが付いていないサンダルは避けることをおすすめします。
ハワイ諸島は島によって地形や気候が異なります。主要6島それぞれの気候の特徴を紹介します。