サンディエゴのおすすめ観光スポット7選 ロサンゼルスからの行き方を紹介

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サンディエゴのおすすめ観光スポット7選 ロサンゼルスからの行き方を紹介

更新日:2024/04/18

サンディエゴのおすすめ観光スポット7選 ロサンゼルスからの行き方を紹介

サンディエゴ(San Diego)とは

カリフォルニア州の南端に位置するサンディエゴは、太陽が輝くビーチと豊かな歴史、さらに多様性のある文化の街として知られています。地平線まで続く青い海とゆったりとした時間が流れるこの街は、ロサンゼルスから小旅行の行き先として理想的です。街中を歩けば土地の伝統と活気が共存していることを感じられ、スペイン植民地時代からアメリカの一部となった歴史に多文化が融合し、現在の街並みへと変化していきました。年代を感じるオールドタウンの石畳から革新的な建築が立ち並ぶダウンタウンまで、街は様々な顔を見せています。また自然の美しさも魅力のひとつ。海岸線に沿って広がる白い砂浜、透き通るような青い海、そして夕日が海に沈んでいく景色は訪れる人の心を綺麗に洗ってくれるでしょう。絶景を眺めながらビーチでのんびりと過ごせばリラックスできること間違いなし。さらに冒険心をくすぐるアクティビティも豊富で、サーフィンやカヤック、ダイビングなどマリンアクティビティを存分に楽しむことができます。
文化と芸術に触れたい場合は“バルボアパーク”がおすすめです。この公園は美術館や博物館、植物園などの多様な施設が集まり、好奇心を刺激する展示が多数開催されています。
その他にもシーワールドサンディエゴ動物園は特に家族連れに人気があり、動物園では世界中の動物たちに会え、シーワールドでは海洋生物と触れ合うことができます。
この記事ではおすすめの観光スポットに加えて、サンディエゴの歴史や行き方まで詳しく解説しています。

サンディエゴの歴史

サンディエゴの歴史

サンディエゴの歴史はヨーロッパ人の探検家の到来から始まりました。スペインによる植民地時代からアメリカ合衆国の一部として統合され発展し続けてきた今日に至るまで、多様な文化と歴史が交錯しています。歴史的背景を知ることで、この街の魅力をより一層感じられるでしょう。
1542年、ポルトガル出身のスペイン人の探検家”フアン・ロドリゲス・カブリージョ”がこの地に到着。ヨーロッパ人として初めてサンディエゴに足を踏み入れ、この地を「サン・ミゲル」と名付けました。1602年にスペイン人の”セバスティアン・ビスカイノ”がサン・ディエゴ・デ・アルカラという祭りに因んでこの街を「サン・ディエゴ」に改名して以来、現在もこの名称が使われています。1769年にフランシスコ会の修道士”フニペロ・セラ神父”がカリフォルニアで初めての伝道所を建設し、ヨーロッパからの入植者たちによって多くの集落が形成されました。これらの集落は現在のオールドタウンとして風情あるスポットで知られています。19世紀にはサンディエゴはメキシコの一部となり、その後の米墨戦争を経て1848年のグアダルーペ・イダルゴ条約で正式にアメリカ合衆国の一部となりました。20世紀に入ると軍事と航空宇宙産業が急速に発展していきます。さらに第二次世界大戦中にはアメリカ海軍の主要な基地として機能し、現在もこの街は軍事の要として重要な役割を果たし続けています。

サンディエゴの必見観光スポット

シーワールドサンディエゴ / SeaWorld San Diego

シーワールドサンディエゴ(SeaWorld San Diego)

この水族館は海の神秘と美しさを間近で体験できる、サンディエゴを代表する海のテーマパークです。1964年の開園以来、海洋生物の生態と魅力を伝え続けています。園内では連日息をのむようなイルカやアシカのショーが開催されており、動物を観察するだけでなく体験を通じて学べる場所として訪問者を魅了しています。特に注目の見どころは「オルカ・エンカウンター」で行われる迫力満点のシャチのショーや、イルカが飼育されている屋外の水槽「ドルフィン・ポイント」で開催されているイルカと直接触れ合えるプログラム。サメやウミガメ、ペンギンといった多様な海の生き物を近くで観察することで、特徴的な生態を学び知識を深めることができます。
さらに、このテーマパークにはライドアトラクションも併設されているため、1日中楽しめること間違いなしです。スリル満点のジェットコースター「マンタ」や、水しぶきを浴びながら急行直下する「ジャーニー・トゥー・アトランティス」など、一般的な水族館とは一線を画した迫力満点のテーマパークと言えるでしょう。

所在地:500 Sea World Dr., San Diego, CA 92109, United States
公式ウェブサイト:SeaWorld San Diego

バルボアパーク / Balboa Park

バルボアパーク(Balboa Park)

バルボアパークは美術館、博物館、植物園、動物園、劇場、トレイルなど見どころ満載で多彩なレクリエーションが楽しめるサンディエゴの主要な観光スポットです。ダウンタウンからは車で約5分の場所にあり、無料バスで各所巡ることができます。園内の建物はすべて約100年前に建てられたスパニッシュ・バロック様式で、植物と融合した景観は古代ヨーロッパの街並みを思わせる美しさです。また、ハロウィーンシーズンには屋外にホーンテッドトレイルが設置され、西洋のリアルなお化け屋敷を体験できます。バルボアパークは家族連れや地元住民にピクニックやデートスポットとして親しまれるだけでなく、結婚式の会場としても人気があります。多様な魅力が詰まったこの公園は、広大なスケールで何度でも足を運びたくなる場所のひとつです。

所在地:1549 El Prado, San Diego, CA 92101
公式ウェブサイト:Balboa Park

サンディエゴ動物園 / San Diego Zoo

サンディエゴ動物園

サンディエゴ動物園は、バルボアパークに隣接した世界最大級の動物園です。東京ドーム約8個分の広大な敷地に、世界で最多の800種と4,000頭の動物が生息しています。園内はテーマ別に9つのゾーンに分かれ、アフリカの草原からアジアの熱帯雨林まで様々な動物たちの生態系を観察できます。加えてこの動物園は、絶滅の危機に瀕したカリフォルニア・コンドルの保護活動を行なっていることも特徴で、主にコンドルを増殖させて野生に戻す試みが行われています。また、ホッキョクグマやオランウータン、ジャイアントパンダなど、あらゆる種類の動物たちの自然な姿が訪問客を虜にしています。約70万本を超える植物に囲まれた環境で動物たちを間近で見られるのもこの動物園の最大の魅力です。園内を巡るとまるで天然の森の中を歩いているような感覚を味わえて大人も子供も一日中楽しめるおすすめのスポットでしょう。

所在地:2920 Zoo Dr, San Diego, CA 92101, United States
公式ウェブサイト:San Diego Zoo

オールドタウン / Old Town

オールド・タウン

オールドタウンは800年代の街並みを感じさせる風情のあるエリアです。この街の始まりは1769年にスペインの宣教師によって建設された教会になります。その後メキシコ領、そしてアメリカ領となり、多文化が融合した場所として歴史に名を刻みました。当時の生活様式や印刷工場、鍛冶屋などを見学して歴史を体験できるのが特徴です。
また、サンディエゴ・アベニュー沿いにはカラフルなメキシカン雑貨屋やキャンドルショップ、おしゃれなタイルショップといったユニークなお店が並び、お土産探しにも困りません。どのお店でも日本では珍しい商品に溢れています。たとえ購入しなくても見るだけでも楽しめるでしょう。
オールドタウンへは電車を利用してサンディエゴダウンタウンから12分で移動できます。周辺には駐車場も多く車の場合は約10分で到着しアクセスも容易です。ただし週末は混雑するので平日や週末の早朝に訪れることをおすすめします。

所在地:2829 Juan St, San Diego, CA 92110, United States
公式ウェブサイト:Old Town

ラ・ホヤ / La Jolla

ラ・ホヤ(La Jolla)

「ラ・ホヤ」は、スペイン語で”宝石”という意味で、その名の通り魅力的な美しい海と丘陵が広がる地域です。高級リゾート地として有名なだけでなく、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの学術施設や芸術の街としても知られています。中心部にはホテルやレストラン、ブティック、宝飾店などが立ち並び、ショッピングや食事も楽しめます。
有名なラ・ホヤのビーチでは、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツの他にも、洞窟探検やカヤックツアーなどのアクティビティも充実しています。このビーチの見どころはなんといっても野生のアザラシ達です。海岸線沿いで寝転んで日を浴びている姿を眺めたり、防波堤付の小さなビーチ”The Children’s Pool”(チルドレンズプール)では一緒に泳ぐこともできます。また、毎週日曜日にはファーマーズマーケットが開催され地元の新鮮な食材を味わえるので、訪れる際にはチェックしてみましょう。

所在地:834 Coast S Blvd, La Jolla, CA 92037, United States
公式ウェブサイト:La Jolla

コロナド島 / Coronado island

コロナド島

スペイン語で「王冠をかぶる」という意味を持つこの美しいリゾート地は、都会の喧騒から離れた穏やかな半島です。この島はコロナド橋と呼ばれる都市部から高級リゾート地コロナドを結ぶ高架線がかけられ、徒歩では辿り着くことができません。ここでは時間がゆっくりと流れ、平和でのどかな雰囲気に包まれています。コロナドビーチは広大な白い砂浜と透き通るような青い海で知られ、アメリカのベストビーチにも選ばれています。海岸沿いを散歩するもよし、サーフィンを楽しむもよし、ここでは日々の忙しさを忘れて自然の美しさに浸ってみましょう。
島の中心には、1888年の開業以来ハリウッドスターや大統領などの著名人に愛され続けるホテル・デル・コロナド(Hotel Del Coronado)がそびえ立ち、その豪華な建築と上質なサービスは世界中の人々を魅了しています。ホテルは宿泊しなくても館内を歩けるため、日帰りで島を訪れた際にもおすすめの観光スポットです。
さらに、ここを訪れたらコロナドビーチのサンセットは絶対に見逃せません。夕日でオレンジ色に染まった空から日が海に沈む光景は、まさに息をのむ美しさと言えます。

所在地:1500 Orange Ave, Coronado, CA 92118, United States
公式ウェブサイト:Coronado (The California Office of Tourism)

レゴランド / LEGO LAND California Resort

レゴランド

サンディエゴ近郊の「レゴランド・カリフォルニア」は、大人から子供まで夢中になれるLEGO好きには堪らないテーマパークです。園内は60万個以上のLEGOブロックで彩られ、レゴで再現されたニューヨーク・マンハッタンの街並みやスターウォーズのミニチュアが訪れる人を楽しませてくれます。さらに併設された水族館やウォーターパークは1日では周りきれないほど。特にレゴで作られた人形や水中船を展示する水族館では、ここでしか得られないユニークな体験ができるでしょう。メインとなる遊園地には子供でも楽しめるジェットコースターやゴーカート、シューティングゲームなど60以上のアトラクションがあり、乗り物のジャンルも多岐に渡ります。多数のショーも公演されており、各ショーの時間は公式のアプリで確認して計画的に園内を巡ることが可能です。隣接したレゴがテーマのホテル、レゴランドキャッスルホテル(Legoland Castle Hotel)では見渡す限りのレゴで、レゴ好きにはもちろん小さいお子様連れの家族旅行にもおすすめです。

所在地:One Legoland Dr, Carlsbad, CA 92008, United States
公式ウェブサイト:LEGOLAND California
公式アプリ:LEGOLAND® Resort App Features

ロサンゼルスからサンディエゴへの行き方

ロサンゼルスからサンディエゴへのアクセスは快適で、移動中に美しい南カリフォルニアの景色を堪能することもできます。移動手段は多岐に渡り独自の利点があるため、主要な交通手段を詳しく紹介します。

飛行機でのアクセス

飛行機を使っての行き方

最短ルートはロサンゼルスからサンディエゴへ飛行機を利用する方法で、ロサンゼルス国際空港(LAX)からサンディエゴ国際空港(SAN)までは約1時間のフライトで到着します。サンディエゴ国際空港はダウンタウンから約3kmの距離に位置しているため、アクセスが非常に便利です。空港からはタクシーやシャトルバスなどの公共交通機関を利用して市内へ簡単に移動できます。この移動方法は時間が限られる旅行者や現地での旅を満喫したい方に最適です。

ロサンゼルス国際空港(LAX)
所在地:1 World Way, Los Angeles, CA 90045, United States
公式ウェブサイト:Los Angeles International Airport
サンディエゴ国際空港(SAN)
所在地:3225 N Harbor Dr, San Diego, CA 92101, United States
公式ウェブサイト:San Diego International Airport

車でのアクセス

車を使っての行き方

車を利用する際は、海岸線の壮大な景色を楽しみながら州間高速道路5号線を南下するドライブとなります。このルートは渋滞がない場合でも約2時間半かかりますが、道中の景色や途中の小さな町で休憩を挟みながら向かうのも旅の醍醐味と言えるでしょう。自由度が高いため、自分のペースで旅をしたい方に特におすすめです。

電車とバスでのアクセス

電車とバスの組み合わせはリーズナブルな選択肢です。まずUnion Station(ユニオン駅)からメトロA Lineに乗車して、Anaheim Street metro station(アナハイム・ストリート駅)で下車します。下車した後ロングビーチ・ブルバードを約7分北上した先にある、Long Beach Bus Station(ロングビーチ・バスステーション)でグレイ・ハウンド社のバス”ティファナ・セントラルバスターミナル行き”に乗り、4つ目のバス停がサンディエゴになります。このバスはウェブサイトにて予約が可能です。料金は日にちと時間により変動するため、予め確認しておきましょう。

公式ウェブサイト:GreyhoundMetro

アムトラックでのアクセス

アムトラックでの行き方

アムトラックの列車では、ロサンゼルスからサンディエゴまでの旅の道中にロマンチックな一面に巡り会えます。海岸沿いを走る路線のパシフィック・サーフライナーは、太平洋の美しい景色を眺めながら快適な旅路を約束してくれるでしょう。ユニオンステーションからサンディエゴまでは約3時間の乗車で料金は36ドルです。

公式ウェブサイト:Amtrak

サンディエゴの天気と最適な訪問時期

サンディエゴの天気と最適な訪問時期

サンディエゴは年間を通して晴天が多い温暖な気候に恵まれています。冬でも日中の平均気温は約15度前後と過ごしやすく、夏は暖かく乾燥した日が続くのが特徴です。特に、5月から10月はビーチで過ごしたりサーフィンなどのアウトドア活動には理想的なシーズンと言えます。
5月と6月の初旬に発生する「メイ・グレイ」や「ジューン・グルーム」と呼ばれる霧は、太平洋の冷たい水流と地域特有の温暖な空気が衝突して起こる自然現象になります。この時期の朝方は曇りがちで午後には晴れることが多いですが、日中と夜との寒暖差が激しいため、5月・6月に訪れる際は少し厚手の衣類を用意しましょう。7月中旬から9月までの夏の間はビーチでの活動に最適です。しかしこの時期は観光客も多く、週末や祝日はビーチや人気観光スポットの混雑が予想されます。人混みを避けてゆったりと観光を楽しみたい方は秋の初め(9月から11月)や、春(3月から5月)の時期がおすすめです。
通年サンディエゴでは雨天が少なく、アウトドア活動を計画する場合に天候を気にする必要はありません。ただし冬場の12月から2月にかけては、やや雨が多くなります。なお一度雨が降ると数日から一週間ほど続くため、出発前には天気予報を確認してから準備することをおすすめします。

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