
更新日 : 2023/11/08

更新日 : 2023/10/24

更新日 : 2023/10/11

更新日 : 2023/11/19

更新日 : 2023/11/08

更新日 : 2023/09/14
更新日:2023/11/19
Contents
ハワイ島はオアフ島の約6.7倍の面積を有する大きな島です。主要空港は2か所あり、観光客が多く利用する西側のコナ(エリソン・オニヅカ・コナ国際空港)と、ハワイ諸島間を行き来できる東側のヒロ(ヒロ国際空港)になります。島を車で一周する際は訪れるエリアによって利用する空港を選びましょう。ヒロ国際空港はオアフ島ホノルルとマウイ島カフルイ間で運航しています。
ヒロ国際空港はアメリカ・ハワイ州、ハワイ島ヒロに位置する空港です。ハワイ島の主要空港は西部のコナにあるエリソン・オニヅカ・コナ国際空港と、東部のヒロ国際空港の2か所があります。ヒロは島内で最も大きな街ですが、観光の中心地はコナのため、空港の利用者数を比較するとヒロ国際空港は極めて少ない数となります。名称に国際空港とついてはいますが、国際線は航行していません。旅客機は主にハワイ諸島のオアフ島ホノルルにあるダニエル・K・イノウエ国際空港とマウイ島のカフルイ空港を往来しています。ユナイテッド航空がアメリカ本土へ直行便を運航していましたが、2023年1月に終了しています。
ヒロ国際空港(ITO)はハワイ島東部に位置するため、世界遺産のハワイ火山国立公園までのアクセスが抜群です。そのため火山観光をする場合はヒロ国際空港の利用をおすすめします。日本からの直行便はなく、オアフ島ホノルル経由が一般的で約50分で到着します。
2本の滑走路は旅客機の運航のものと、小型飛行機を含むゼネラル・アビエーション(一般航空)の発着に利用されているものがあります。また、ターミナルは2つあり、ハワイ諸島間の発着にはメインターミナル、遊覧飛行やヘリコプターなど小型飛行機の発着にはコミューターターミナルを使用します。機体から建物への移動はホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港と同様にジェットブリッジを使用します。
日本からヒロ国際空港への直行便はなく、ヒロを訪れる際はオアフ島ホノルルでの乗り継ぎが一般的です。ヒロ国際空港とアメリカ本土間の運航もないため、経由地を挟まずにオアフ島ホノルル、またはマウイ島カフルイからの目的地としましょう。
上記の内容は変更の可能性があります。正確な情報は公式ウェブサイトを参照ください。
なし
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タクシーの乗車場所は手荷物受取所から空港を出て右手(空港西側の端)となります。目的地までの到着時間と料金は道路状況により変動するため、所要時間と料金を運転手に確認した後に乗車することをおすすめします。また、念のため出発後はメーターの作動を確認しましょう。
ヒロ・タウンまで約10分
ハワイ火山国立公園などボルケーノまで約45分
パホアまで約35分
ヒロ・タウンまで約15ドル〜17ドル
ハワイ火山国立公園などボルケーノまで約80ドル〜100ドル
パホアまで約50ドル〜55ドル
※所要時間と料金は目安です。メーター制のため料金はその都度変動します
ヒロ国際空港に営業所があるレンタカー会社は、アラモ、エイビス、バジェット、ダラー、ハーツ、ナショナル、スリフティー、エンタープライズです。小さな空港のため、レンタカー会社の営業所へは徒歩で移動します(一部のレンタカー会社はシャトルで移動)。空港を出て道路を渡った先に各レンタカー会社のカウンターがあります。レンタカーの予約は事前にオンラインで済ませておきましょう。
ヒロ空港とホテル間の送迎シャトルバスは現在運行していません。ただし、ツアー会社によってはツアープランに含まれた空港からの送迎サービスや、チャーターで観光を兼ねたガイド付きの送迎サービスを提供している場合もあります。必要な場合は事前にオンラインで予約しましょう。
配車アプリのUber(ウーバー)とLyft(リフト)はハワイ島でも利用でき、ヒロ国際空港からも乗車が可能です。乗車場所は空港を出た先にあります。”Ride Share (ライドシェア)”の標示がUber(ウーバー)とLyft(リフト)の乗車場所となります。事前にアプリをダウンロードして登録を行い、Wi-Fiまたはデータローミングでインターネットに接続して配車を依頼します。タクシーより低額の場合が多いですが、時間帯によって料金が異なるので確認した上で利用しましょう。
ヒロ国際空港から乗車し101番(ケアウカハ)でダウンタウンのモオヘアウ・バスターミナルまで向かうことが可能です。ただし、運行本数が少なくスーツケースなど大きな荷物の持ち込みが禁止されているため、空港からの移動手段としてはおすすめしません。
ヒロ国際空港は日本やアメリカ本土への直行便はなく、主にオアフ島ホノルルとマウイ島カフルイ間のみ運行しています。ホノルルまたはカフルイからハワイ島東部を訪れる際に利用しましょう。
ヒロ国際空港内にはスパムむすびやサンドイッチなどの軽食を購入して飲食ができるダイニングスポットがあります。また、ファーストクラスの搭乗券、ゴールド、プラチナ、プレミアクラブいずれかの会員証を提示すればラウンジが利用可能です。搭乗ゲート6番後方にあり、読書などをしながら落ち着いた空間の中で待ち時間を過ごせます。
ヒロ国際空港の周辺で観光する場合のおすすめスポットはこちらです。
ハワイ語で”白い山”を意味するマウナケアは標高4,205mのハワイ最高峰の山です。冬になると雪が降ることもあるため、”マウナケア”と名付けられました。年間の晴天日が300日近く世界で最も天体観測に適した場所と言われています。マウナケア山頂周辺は各国の天文台群があり、研究機関に所属する区域となっています。ここでは星空や朝日を見るツアーが特に人気です。以前までは宿泊込みのツアーしかありませんでしたが、現在はオアフ島から日帰りの星空観賞ツアーの参加が可能です。ただし、観賞場所の標高が高く終了時間が夜中になるため、体力を考慮してから参加をしましょう。
ハワイ国道220号線の終点に位置する州立公園で、ハワイ固有種の植物や魚が生息する自然豊かな癒しスポットです。公園内には落差約134mのアカカ滝とカフナ滝、2つの滝を観賞できます。生い茂る熱帯雨林の中に舗装されたハイキングトレイルがあり、30分程で周れるのも魅力です。ハワイアンソングや神話にも登場する有名なアカカ滝と同様に、カフナ滝も地元の人達によって大事に守られています。
この公園は日系移民によってサトウキビ産業が栄えた19世紀のハワイ島ヒロに、彼らへの敬意の表れとしてハワイ王国最後リリウオカラニ女王が海辺の土地を造成し提供した日本庭園です。1919年に太鼓橋や燈篭(とうろう:ふりがな)、鳥居、錦鯉が泳ぐ池などが造られ、茶室も備えています。舗装された歩道での散歩や芝生の上でのピクニックなど、思い思いにゆったりと過ごすことができる公園です。
ヒロ湾に浮かぶ小島”ココナッツ・アイランド”。リリウオカラニ庭園から橋を歩いて渡れるハワイアンの聖地であり、ハワイ島住民たちの憩いの場です。”ココナッツ・アイランド”は古来ハワイ語で”モクオラ”と呼ばれ、モクは島、オラは癒やしや生命を意味します。昔この島にはカフナ(神官)が人々の病を癒す儀式を行っていました。島の周辺には淡水が湧き出る岩があり、その岩を一周させることで体調を回復させたと言われています。
ワイルク川州立公園の中にある観光名所のひとつです。落差24mの滝に虹がかかることから”レインボー滝”と呼ばれています。訪れる際は虹が長く出現する早朝を狙いましょう。また滝の水量が多く、晴れた日には虹が見られる可能性がより高くなります。熱帯植物が生い茂る公園内は美しく神秘的で散歩だけでも十分に楽しめるでしょう。
毎日7:00〜15:00に開催される人気のファーマーズマーケット。地元農家の野菜や果物、お惣菜、工芸品が並びます。出店数は30店舗程ですが、水・土曜日は規模が拡大し約200店舗にのぼります。パイナップルやパパイヤなどその場で食べられるカットフルーツや、ハワイ島産のジャムなどお土産にぴったりな商品もあるため、旅行中に目でも楽しめるバラエティ豊富なラインナップとなっています。
ハワイのお土産として長年人気を誇る”ビッグアイランド・キャンディーズ”は、ハワイ島ヒロに本店があります。ハワイ島産のマカダミアナッツを使用した看板商品のショートブレッドは病みつきになる味わいです。直営店はオアフ島のアラモアナセンター内にもありますが、ハワイ島ヒロ本店の奥にある工場では生産過程を見学することができます。訪れた際にはヒロ本店限定のアイテムも必ずチェックしてみましょう。
ハワイ島ヒロ生まれの”シグ・ゼーン・デザインズ”は、デザイナーのシグ・ゼーン氏がプロデュースするアロハシャツブランドです。ハワイアン航空の制服をデザインした著名なデザイナーのシグ・ゼーン氏。ハワイ固有種の植物やハワイの文化などにインスパイアされたデザインで上質な繊維を使用しています。1985年にハワイ島ヒロに開業して以来長年愛されているブランドです。ドレスやバッグ、子供服など幅広い商品を展開しているのでファミリーでお揃いのコーディネートを楽しめます。
ご飯の上にハンバーグとグレービーソース、目玉焼きが乗ったハワイの名物料理”ロコモコ”はハワイ島ヒロが発祥と言われています。ハワイのレストランで最も古くからロコモコを提供しているのが、”カフェ100”です。種類豊富にロコモコのメニューがあり、王道のロコモコはもちろん、魚やスパムを使用したものや、ビーフシチューをかけたものまで多種多様な味を楽しめます。グループで訪れる際は種類違いでオーダーして色々な味を冒険してみましょう。
1907年創業の鮮魚店で鮮魚や切り身、さらにはポケを販売しています。水揚げされたばかりの魚介類を使用したポケは絶品の味わいです。アヒ(マグロ)だけでも種類豊富にあるのでじっくり選びましょう。ご飯にポケが乗ったポケボウルや、ご飯とサラダにポケがセットになったプレートなど、ポケの種類だけでなく副菜も選べます。ハワイ島で100年以上の歴史誇る一品をテイクアウトして、外のテラス席や公園で味わってみるのはいかがでしょうか。
ハワイ島東側にあるヒロと西側のコナ、どちらも素敵なエリアで双方に異なる魅力があります。特にヒロはリゾート化されていない昔ながらの土地柄が惹かれるポイントと言えるでしょう。火山や溶岩、緑豊かな自然や海だけでなく、長閑な街など訪れたいスポットが豊富です。また、ヒロの個性的な地域性は玄関口であるヒロ国際空港の素朴な雰囲気にも現れており、ハワイらしいノスタルジックな空港に降り立てば、日頃の喧騒を忘れてのんびりと旅行を楽しめます。
ハワイ島ヒロ国際空港を訪れる際は、ESTA(エスタ)の事前申請・認証が必要です。日本からの直行便がないため、オアフ島ホノルルを経由するのが一般的です。ESTA(エスタ)はビザを取得せず、90日以下の観光目的で渡米する全ての外国籍の方を対象(年齢を問わず)に義務付けられています。米国国土安全保障省(DHS)の電子渡航認証システムで、申請は渡航前にオンラインで行います。認証後、有効期限は2年となります。ただし、パスポートの有効期限が2年以内の場合はパスポートの有効期限をもってESTA(エスタ)も失効となるので、渡航前に予め確認しましょう。申請は少なくとも渡航の72時間前までに行うことが推奨されていますが、念のため余裕をもって済ませることをおすすめします。