
更新日 : 2023/11/08

更新日 : 2023/10/24

更新日 : 2023/10/11

更新日 : 2023/11/19

更新日 : 2023/09/14

更新日 : 2023/10/13
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ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)とは、アメリカ政府が定めた国・地域の市民のみ利用が認められるビザ免除制度です。対象国の市民はビザを取得せずに最長90日以内の米国滞在が認められますが、渡航目的は観光や短期商用に限られます。VWP対象国の市民が一般的な観光を目的として渡米する際は、電子渡航認証ESTA(エスタ)を申請し「渡航認証許可」を取得してください。また、渡米に際しビザの取得も可能ですが、多くの書類提出と領事官との面接が必要となるため申請から取得までに1か月以上かかることが予想されます。就労や留学を目的として渡米する方はビザの取得が必須となりますので、早めに申請手続きを行いましょう。
現時点におけるビザ免除プログラム(VWP)の該当国は以下の通りです。
※2023年11月7日より、イスラエルが加入しました。
※イギリス国民のビザ免除プログラム(Visa Waiver program)取得はイングランドのほか、ウェールズ・スコットランド・北アイルランド・チャネル島・マン島の永住権保有者に限ります。
ビザ免除指定国のプログラム参加への基準は、移民国籍法(Title 8 U.S.C. §1187)で定められております。基準は非入国移住者ビザの非常に低い拒絶率とパスポートの安全性に基づいております。
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ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)を利用してアメリカへ入国する際は、以下の条件を満たす必要があります。
ESTA(エスタ)とは、ビザを取得せずに観光や短期ビジネスを目的として渡米する方を対象とした電子渡航認証です。DHS(アメリカ国土安全保障省)の管轄により2009年1月より導入され、国外からの渡航者に対しオンラインでの事前申請を義務付けました。ESTA(エスタ)はアメリカ政府が定めるビザ免除プログラム(Visa Waiver Program:VWP)の一環で、現在41か国の市民が対象となっています。最長90日以内の米国渡航を希望する方は少なくとも出発3日前までに申請手続きを済ませ、「渡航認証許可」を取得しなければなりません。また、滞在期間が90日以内でも就労や留学を希望して渡米する方は、ESTA(エスタ)申請の対象外となるため米国大使館・領事館にてビザの取得をご検討ください。ESTA(エスタ)申請フォームの入力時間はおよそ10分で、質問事項では犯罪歴の有無など9項目に対する回答が求められます。1つでも「はい」に該当する方は、ESTA(エスタ)を利用しての渡米が認められないため注意が必要です。ESTA(エスタ)に関する詳細は「ESTA(エスタ)とは<電子渡航認証システムについて>」をご確認ください。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)を利用する際は、以下の条件をご確認ください。
アメリカへ渡航する際は原則として、滞在期間に加えて6か月以上のパスポート残存有効期間が求められます。ただし、ビザ免除プログラム(VWP)参加国の市民は“Six-Month Club”制度の対象となり、パスポートの残存有効期限が6か月以下の場合も渡米が認められます。Six-Month Clubに関する詳細と対象国は、「Six Month Clubの要件について」をご確認ください。
2015年のテロリスト渡航防止法の改定により、上記に該当する方は原則としてビザ免除プログラム(VWP)を利用しての渡米は認められません。ただし、ビザ免除プログラム(VWP)対象国の軍または正規政府職員として公務遂行を目的に渡航した場合のみ、例外として認めています。詳細は「ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)テロリスト渡航防止法」をご確認ください。
これまでESTA(エスタ)は陸路でアメリカへ入国する際に限り申請は不要でしたが、2022年10月1日より条件が改定されました。同日より日本を含むVWP(Visa Waiver program)参加国の市民は陸路で入国する際もESTA(エスタ)の取得が必須となりましたので、必ず渡航前に申請を済ませましょう。また、カナダやメキシコから陸路で入国する際に提出を義務付けていたI-94W用紙は撤廃され、現在は専用ウェブサイトより事前申請を推奨しています。
ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)では2011年3月1日以降にソマリアまたはイエメン、シリア、リビア、イラク、イラン、スーダン、北朝鮮、キューバに渡航または入国した方は、ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)を利用して米国入国をすることは出来ません。ビザ免除プログラムVWP(Visa Waiver program)参加国の国籍の他、スーダン、シリア、イラク、イラン、北朝鮮のいずれかの二重国籍者もビザ免除プログラムを利用し米国入国をすることが出来なくなりました。また、以下の条件にあてはまる渡航者は免除となる可能性がございます。
下記のいずれかに該当する方は原則としてビザ免除プログラム(VWP:Visa Waiver program)の利用が認められないため注意が必要です。
上記に該当する方はESTA(エスタ)申請の対象外となるため、「渡航認証拒否」の通知が届く場合があります。該当する方は、在日米国大使館・総領事館にて目的にあわせたビザの取得をご検討ください。
また、カナダ・メキシコ・英領バミューダ諸島は、アメリカのVWP(ビザ免除プログラム)に参加していません。米国移民国籍法にはカナダおよびバミューダ諸島の市民がビザを取得せずに渡航する場合に限り、特定の条項を定めています。詳細はアメリカ国務省の“Citizens of Canada and Bermuda:Visa Requirements – Citizens and Permanent Residents of Canada”(カナダおよびバミューダ市民と永住者の方へ:ビザに関する要件)をご確認ください。
更新日 : 2023/11/08