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ESTA(エスタ)申請で渡航拒否された理由と対処方法について

“渡航は承認されませんでした”となった場合
ESTA(エスタ)申請で渡航拒否をされた場合の理由と対処方法

2009年から開始されたESTA(エスタ)ですが、2015年に世界中で起きた同時多発テロとの関係もあり、 ESTA(エスタ)の審査基準がたいへん厳しくなりました。また、翌年2016年にはこれまでよりも質問の項目内容も増え、審査基準はさらに厳しいものとなりました。
そのため、ESTA(エスタ)申請を行った際にステータスが“渡航は承認されませんでした”-渡航認証拒否 TRAVEL NOT AUTHORIZED-と判定される方が増加傾向にあり、渡航を目の前にして対応の仕方が分からず、その理由や問い合わせ先などを教えてほしいという連絡を多くいただくようになりました。ここではESTA(エスタ)を申請したが、渡航認証拒否となってしまった際の解決法として、具体的な対処方法をご紹介いたします。

申請が拒否された理由とは?

まずは申請が拒否された理由を確認しましょう。その理由や原因によって対応方法が変わるため、理由を知って対応することがとても重要になります。通常であればESTA(エスタ)の申請は特に問題などがなければさほど時間がかからず許可されますし、一時的な保留となっても、後に許可がおります。しかし、なんらかの問題があると判定された場合は拒否されてしまいます。
その一番の理由として、質問項目の回答の中の「はい」にチェックがあったということが考えられます。
ESTA(エスタ)申請の際の質問項目は、申請者本人の過去の病歴・逮捕歴・犯罪歴などをチェックし、アメリカにとって脅威となる方を入国前に排除しようとする内容となっています。ここでひとつでも「はい」があると多くのケースで入国を拒否されることになります。
また、本来は「いいえ」であるにも関わらず、クリックするボタンの押し間違いや操作ミスによる原因によって、申請の拒否を受けてしまうことも少なくありません。まずはESTA(エスタ)を申請するにあたり、事実に合っているか、内容に間違いがないかどうか、しっかりと確認することが最も大切です。

申請した内容の確認方法

ESTA(エスタ)申請時に登録した内容に間違いがないか、米国政府の公式サイトで確認をしましょう。
米国政府の公式サイトでは、申請した内容がいつでも確認できるようになっております。
公式サイトトップページの画面を見ていただくと、画面の右側に申請した内容の確認ができる“個人申請の状況確認”をクリックしてください。ここに申請番号、生年月日、パスポート番号を入力すると、登録した内容をリアルタイムで確認することができます。

確認するための手順をご紹介します。

公式サイトのトップページを開く
画面の右側中央にある個人申請の状況確認をクリックし、申請番号・生年月日・パスポート番号を入力し(申請番号がわからない方は、パスポート番号・生年月日・お名前・国籍を入力)申請の検索をクリックします
現状のステータスが表示されますので、右側“確認する”をクリックします
表示された申請内容にある質問項目がすべて「いいえ」であることを確認しましょう

ESTA(エスタ)申請で拒否されたしまった場合は、まずはこの上記記載の手順にそって申請内容に間違いがなかったかどうかの確認ができます。なぜ申請を拒否されてしまったのか理由を確認したのち、理由ごとにそれぞれの対処方法を行うようにしましょう。

2つのケースをご紹介します。

Ⅰ.入力間違いにより質問部分に
「はい」があった場合
米国入国管理局CBPへ訂正を依頼しましょう。
Ⅱ.質問部分は全て「いいえ」であり
入力間違いが見当たらなかった場合
米国大使館へビザを申請しましょう。

内容を確認できましたら、以下の手順にそって対応することをお勧めします。

Ⅰ.入力間違いにより質問部分に「はい」があった場合

一度入力した内容はすぐには取り消すことができません。24時間以上空けてから再度申請を行いましょう。

再度申請する際にはまた費用がかかりますが、前回の申請内容を上書きすることが可能となります。しかし、入力した内容が変更できず、修正ができないケースもありますので、再度申請を行っても拒否される場合は米国入国管理局CBPへ問い合わせをし、申請内容に間違いがあったことを通知することにより申請内容を修正することが可能となります。なお、米国入国管理局CBPとのやり取りは、全て英語になります。日本語での問い合わせは受け付けておりませんのでご注意ください。

Ⅱ.質問部分は全て「いいえ」であり、入力間違いがなかった場合

このケースでは、何かしらの原因により米国政府への渡航認証拒否にあたる内容が米国管理局CBPで記録されていることになります。また、米国管理局CBPへ問い合わせを行い申請内容の修正を行うことはできませんので、米国大使館にてビザの申請を行う必要がります。
※商用を目的とした米国への渡航を希望する際はB1ビザ
※観光を目的とした米国への渡航を希望する際はB2ビザ
B1、B2ビザを以下「Bビザ」と呼びます。

米国大使館へのBビザ申請を行う際に必要なこと

米国大使館のサイトから、DS-160オンライン申請書を作成します。
米国大使館オンラインペイメントにて申請の費用を支払う。(領収書番号を必ず控えましょう)
米国大使館サイトよりオンラインで面接予約を行う。
必要書類を用意して、予約日時に面接へ。
面接の後、1週間ほどで当該のビザが貼付されたパスポートが返却されます。

大使館への申請に際し、必要な書類は以下の通りです。

※個々の状況により異なってきますので、申請を行う際には事前に米国大使館サイトをご確認ください。

Bビザ申請に必要な書類

上記の他に、ビザ申請者と日本との関係を証明するための書類を用意すると、より申請がスムーズになります。

米国が入国拒否をする理由とは?

米国政府は不法滞在や不法就労を目的として渡米計画を立てている入国者を事前に排除することを、とても重要視しています。そのためにESTA(エスタ)があるのですが、前述のとおり、米国へ入国の際のチェック項目は年々と厳格化されています。従って、米国にとって有益となり、危害を加えない人物であることを証明することが必要となるのです。

ESTA(エスタ)の申請にあたり、質問項目はさまざまですが、米国政府が不法入国と見極めるためのポイントは大きく2つです。

①はテロ行為や違法物の持ち込みなどを事前に防ぐため、入国を拒否されるのは当然ですが、近年では②のチェックが非常に厳格になっており、その流れは今後も続くものと予想されます。万一、就労ビザを持たずに米国内で、わずかな期間であっても米国民でも可能な労働を行った経験がある、または行うことを疑われると入国を拒否される場合があります。②は多くの移民を抱える米国特有の対策とも言えます。米国民の雇用が減るなど、米国にとって不利益をもたらす疑いのある場合の申請については、今後もさらに厳しいチェック体制になると思われます。
また、数年にわたる頻繁な渡米記録や、長期滞在の記録があると、ESTA(エスタ)の商用範疇を超えて米国で就労していると入国審査官に疑いを持たれる場合もあるので注意が必要です。その際に説明が上手く理解されなければ、入国拒否という事も起こり得てしまうのです。
なお、アメリカでは永住権を持たなくとも年間の滞在期間が183日間を超えた場合、米国で得た収入については納税の申告が義務付けられています。長期で渡米する場合はしっかりと計画を立て、誤解やトラブルを起こさないよう、十分注意を払いましょう。

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