アメリカ大統領選挙のスーパーチューズデー　共和党トランプ氏が全米で圧勝

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アメリカ大統領選における与野党の指名候補争いは5日、15州・1地域で予備選挙を開催する「スーパーチューズデー」を迎え共和党はトランプ前大統領(77)の圧勝が報告されています。ノースカロライナ州とバージニア州では有権者の2/3が、「刑事裁判で有罪になったとしてもトランプ氏を応援する」と回答。古くから共和党が優勢なテキサス州とテネシー州では早々に勝利が確定し、アーカンソー州やメイン州でも対抗馬のヘイリー元国連大使(52)を下しました。トランプ氏はスーパーチューズデーの結果を機にヘイリー氏に大統領選からの撤退を勧奨する方針ですが、同陣営側は5日に拒否を表明。潤沢な選挙資金と特定団体から強い支援を受けており、今後の動静が注目されます。
一方で民主党の指名候補争いは、アイオワ、バージニア、ノースカロライナ、オクラホマ、テネシー、メイン、マサチューセッツ、テキサス、アーカンソー各州で6割以上の支持率を得たバイデン大統領(81)が勝利を収めトランプ氏との再選に向けて意欲を表明。最新の世論調査では僅差でトランプ氏がリードしていますが、その差は3％前後と今後も拮抗が続く見込みです。
予備選挙では党内候補の指名に向けて、各州に割り当てられた代議員数の獲得が勝敗の鍵を握ります。共和党は総数2,429人のうち過半数の1,215人を先取した候補が7月に行われる全国大会で正式に選出されますが、すでに910人を獲得したトランプ氏の指名は確実と党内幹部らは説明。同氏は今回のスーパーチューズデーで15州のうち14州で勝利し、フロリダ州パームビーチの邸宅にて「アメリカを再び偉大な国にする」と述べ本選への代表指名に自信を示しました。
「スーパーチューズデー」における共和党予備選挙の開票結果は以下の通りです。　※以下は全て現地時間

3月5日　共和党予備選挙の開票結果

※集計率が低い地域は、事前情報の分析や投票後の出口調査を総合的に判断し勝敗を判定しています。
※各州の最終得票率は、現地時間6日未明に判明する見通しです。

アメリカ大統領選挙における今後の主な予定

参考元：Cable News Network・Hindustan Times・REUTERS・BBC NEWS