ハロウィーンの週末に若者らの抗争が相次ぐ アメリカ各地で銃撃事件が発生

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ハロウィーンの週末に若者らの抗争が相次ぐ アメリカ各地で銃撃事件が発生

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ハロウィーンのイベントが開催された28~29日の週末、アメリカでは各地で若者同士の喧嘩や口論が相次ぎ複数の銃撃事件が発生しました。
テキサス州テクサーカナでは28日夜、屋内で開かれていたパーティーで男2人が殴り合いによる喧嘩の末に発砲。地元警察によると3人が死亡し、3人の負傷が報告されています。
また、フロリダ州タンパでは29日午前2時50分頃、2つのグループが抗争を起こし銃撃事件に発展。激しい銃の応酬により2人が死亡し、18人の負傷者が病院に搬送されました。事件現場付近の飲食店はハロウィーンの仮装をした市民で賑わっており、何らかの理由により2つのグループで口論が激化。発砲した22歳の男は殺人容疑で逮捕され、共犯とみられる数人は事件現場から逃走しました。警察は死傷者の身元を明らかにしていませんが、合計10発以上の銃声があったと報告。事件現場に居合わせた数百人の客から事情を聴き、原因や状況を詳しく調べる方針です。
一方、インディアナ州インディアナポリスでは29日未明、ハロウィーンパーティーで銃撃事件が発生。10代の少女1人が死亡し、9人が負傷する事態が起きました。参加者の大半は10~20代で、警察は負傷者の回復を待って事件の経緯を詳しく調べると説明しています。
25日にはメーン州ルイストンのボウリング場とレストランで銃乱射事件があり、18人が死亡する惨事が発生。警察は事件現場から車で逃走した陸軍予備役兵のロバート・カード容疑者(40)を指名手配し行方を追っていたところ、27日夜に遺体で見つかったと発表しました。遺体は同州アンドロスコギン郡リスボン・フォールズの川べりで発見され、自ら銃で頭を撃ち自殺を図ったとみられます。警察はカード容疑者の自宅から息子に宛てた遺書を押収しました。
銃撃事件は増加の一途を辿り、今年に入り4人以上が犠牲になった銃乱射事件は国内でおよそ600件に上っています。これまでに犯人を除き10人以上が死亡した銃撃事件のワーストランキングは、「アメリカ国内で多くの犠牲者を出した凶悪な銃乱射事件」をご確認ください。

参考元:Cable News Networknpr