3日連続の悪天候によりアメリカ全土で欠航が続出 遅延は合計2万便超え

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3日連続の悪天候によりアメリカ全土で欠航が続出 遅延は合計2万便超え

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アメリカではハワイ州を含む全土で寒冷前線が停滞し、各地で極端な気温の低下と暴風が観測されています。特にニューヨークを含む北東部は吹雪に見舞われ、空の便は3日連続で数千件の遅延と欠航が発生。NWS(アメリカ国立気象局)は今後も悪天候が続くと予測し、市民や渡航者に警戒を呼びかけています。
旅客機の追跡サイト“FlightAware”によると、14日は午後の時点でアメリカを発着する4,000便以上が遅延し1,000便を超えるフライトが欠航になったと発表。13日には8,000便以上の遅延と、1,400便を超える欠航が報告されました。週末の12日はおよそ9,000便が遅延したほか約2,300便が欠航となり、各航空会社は連日にわたりキャンセルの手続きに追われています。カナダとの国境に近いニューヨーク北西部では50センチ以上の積雪を観測し、バッファロー・ナイアガラ国際空港を発着する便は3日間で8割以上が欠航したと気象局は説明。暴風警報が発令されているイリノイ州シカゴのオヘア国際空港も多くの便が欠航となり、およそ2割のフライトに遅延が生じています。
暴風および強風警報の発令地域は南部テキサス州から東部バージニア州の広範囲におよび、約4,500万人の居住区が対象となる稀な事態が起こりました。南東部のテネシー州とアーカンソー州は全域で暴風が続き、中西部ミシガン州では強風の影響でおよそ10万軒の世帯が停電となっています。
また、1月5日にはオレゴン州ポートランドからカリフォルニア州オンタリオへ向かうアラスカ航空便が離陸直後に上空で破損する事故が発生。FAA(アメリカ連邦航空局)は事故機と同型の“ボーイング737MAX9”の運航停止を命じ、各航空会社は他の機種に切り替えてフライトを調整しています。事故に関する詳細は「アメリカのアラスカ航空機が離陸直後に破損し緊急着陸 乗客ら180人は全員無事」をご確認ください。

参考元:Cable News Network