アメリカ中西部で猛吹雪が発生 24日はニューヨーク州など25万世帯で停電

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アメリカ中西部で猛吹雪が発生 24日はニューヨーク州など25万世帯で停電

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NWS(アメリカ国立気象局)は24日、ミネソタ州など中西部を中心に猛吹雪を伴う大雪警報を発令。同日から26日にかけて各地で大規模な嵐が発生すると警告し、一部の住民に避難を呼びかけています。NWSは22日時点でカナダとの国境に近いアメリカ中西部の北側に警報を発令していましたが、低気圧は次第に勢力を増し東側へ移動。21日には北東部で別の嵐が発生し、ニューヨークを含む3州でおよそ25万世帯が停電しました。なかでもメイン州は全土で送電線に異常が発生し、およそ14万6,000世帯が停電したと電力会社は報告。ニューヨーク州は5万6,000世帯以上、ニューハンプシャー州では4万6,000世帯に被害が及びました。ニューヨーク州のホークル知事は23日の声明で「3日間にわたり大規模な嵐に見舞われましたが、電力会社の懸命な復旧作業により最悪の事態は免れた」と説明。3州での停電被害は、現時点で10万世帯が復旧しています。
現地時間24日未明時点で、大雪および強風警報が発令されている地域は以下の通りです。

ミネソタ州、メリーランド州、サウスダコタ州、ノースダコタ州、ネブラスカ州、カンザス州、コロラド州、ニューメキシコ州、モンタナ州、アイダホ州、ワイオミング州、ユタ州
※カンザス州、コロラド州、ネブラスカ州、サウスダコタ州の一部では暴風雪警報が発令されています。

NWSは数日にわたりアメリカ中西部で暴風雪の被害が拡大する恐れがあるとして、市民に対し不要不急の外出自粛を要請。渡航者と市民に対し、警戒を呼びかけています。
ネブラスカ州北部、サウスダコタ州中部、ミネソタ州中部、ウィスコンシン州北西部では最大20センチの積雪を観測し、ミネソタ州ミネアポリスでは26日までの積雪が30センチに上ると予想されます。
また、暴風雪の影響により一部地域では27日まで停電が発生する恐れがあると気象局は説明。ニューヨーク州では路面の凍結により23日のみで169件の車両事故が起こり、メイン州でも210件の衝突や滑落が発生しましたが大きな重傷者は報告されていません。アメリカへ渡航する際は、気象局が発表する最新の気象情報をご確認ください。

参考元:Cable News NetworkNBC26NWS(アメリカ国立気象局)