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今年11月に行われるアメリカ大統領選挙に向けて、共和党(野党)から出馬しているヘイリー元国連大使(52)は20日に地元サウスカロライナ州で集会を開催。依然としてトランプ前大統領(77)の支持が集まる中、15州で予備選挙が行われる3月5日の“スーパーチューズデー”まで離脱しない意向を示しました。党内支持率ではトランプ氏におよそ25%差でリードされていますが、ヘイリー陣営は今月初旬に1,650万ドル(約24億8,000万円)の選挙資金を調達したと発表。穏健派の大統領を望む市民は多いと述べ、最後まで戦う姿勢を見せています。最新の世論調査では撤退も予想されていましたが、ヘイリー氏は演説の冒頭でそれらの意見を一蹴。「私は撤退せず、今月24日に開催されるサウスカロライナ州の予備選挙後も戦い続けます」と宣言しました。
また、「有権者の7割はバイデン大統領とトランプ氏の再対決を望んでいない。6割の市民は両氏とも歳を取り過ぎていると答え、認知症の恐れがある候補者に大統領を任せてはならない」と批判し若い世代がアメリカをリードすべきと強調しました。
一方でヘイリー氏はトランプ陣営から撤退を求められている状況を示唆し、「政治の世界は群集心理が働くため、多くの共和党議員はこれまで勢力に屈してきた」と指摘。トランプ氏の弾圧を恐れないと述べ、代表候補への意気込みを支持者らに訴えました。
ヘイリー氏はこれまでアイオワ州とニューハンプシャー州の予備選挙で敗北し、ネバダ州ではトランプ氏に不戦勝を許しています。4戦目となるサウスカロライナ州も、党内幹部はトランプ氏が優勢と予測。アメリカ大統領選挙は11月5日に行われ、民主党(与党)の代表候補はバイデン大統領が有力視されています。
更新日 : 2024年5月15日
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