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カリフォルニア州は1日、南部を中心に広い範囲で大雨に見舞われ多くの地域で冠水が発生。朝の通勤ラッシュに暴風雨が直撃し、主要道路が通行止めになるなど各地で被害が報告されています。暴風雨の原因についてNWS(アメリカ国立気象局)は、大量の水蒸気が流れ込む“大気の川”と呼ばれる現象によるものと説明。3日夜から4日にかけてさらに降雨量が増える見込みで、ロサンゼルスやサンフランシスコでは洪水警報や強風注意報が発令されました。現地時間3日未明の時点で、洪水警報および各注意報を発令中の地域は以下の通りです。
ロサンゼルスの南に位置するロングビーチは暴風雨による大きな被害を受け、鉄橋下の幹線道路が冠水。複数の車両が天井まで水に浸かり、レスキュー隊が救助を行っています。また、サンディエゴでは冠水に加えて岩盤が崩落。各地で土石流の恐れがあるため、山間部の住民は避難を余儀なくされました。気象局は今後10日から2週間にわたり、カリフォルニア州を含む西海岸で悪天候が続くと発表。沿岸部では強風による被害と水害が予想され、山間部は猛烈な吹雪に注意するよう警戒を呼びかけています。
アメリカでは1980年代から“大気の川”による嵐が多発しており、西海岸では1年あたり10回以上を観測。専門家は「現在のペースで地球温暖化が進んだ場合、米国内の気象被害は拡大の一途を辿るだろう」と警告を促しています。近日中に西海岸へ渡航する際は、滞在先における最新の気象予報をご確認ください。
NWS(アメリカ国立気象局)
カリフォルニア州危機管理局“嵐への備え”(日本語)
カリフォルニア州危機管理局“洪水への備え”(日本語)
更新日 : 2024年4月27日
更新日 : 2024年4月25日
更新日 : 2024年4月23日
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