18日にアメリカ各地で銃乱射事件 奴隷解放を祝う「ジューンティーンス」に不安の声

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18日にアメリカ各地で銃乱射事件 奴隷解放を祝う「ジューンティーンス」に不安の声

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18日、アメリカ各地で行われた「ジューンティーンス」を祝う会場で、銃乱射事件が発生し多くの市民が巻き込まれました。
この週末は各州でも銃撃事件が相次ぎ、17日夜にはワシントン州で音楽イベントに集まった観客らに男が銃を乱射し2人が死亡、容疑者を含む3人が負傷しました。同日、カリフォルニア州では私邸のプールパーティー中に銃撃事件が発生し8人が負傷。事件の多くは人が多数集まるイベント会場が狙われ、地元市民からは「ジューンティーンス」開催へ不安の声があがっています。

イリノイ州ウィローブルック 1人死亡22人負傷

18日早朝、「ジューンティーンス」を祝うために人々が集まっていたシカゴ郊外の駐車場で銃撃事件が発生。シカゴの南西約20マイル(32km)に位置するイリノイ州ウィローブルックで、祝賀会に集まっていた200人の群衆に向けて何者かが車の助手席から発砲。この事件で1人が死亡22人が負傷し、現場で撮影された動画には銃声により大勢の群衆がパニックに陥る様子が映しだされています。ホワイトハウスは、「この暴力事件は悲劇であり、死傷した方々のご冥福を祈ります」と声明を発表。同州のプリツカー知事は、今後も引き続き捜査を注視すると述べています。関係者に事情聴取を行っていますが、容疑者は特定されておらず現在も捜査中です。

カルフォルニア州マデラ 2人死亡

18日未明、マデラ市9番街とラスパルマスの住宅街で銃撃事件が発生。通報を受け捜査員は両現場に急行しました。2人の犠牲者を発見しましたが、現場で死亡が確認されました。亡くなった2人は後に親子と判明し、マデラ郡保安部は2つの事件の関連を慎重に調べています。被害者の知人が容疑者として特定されていますが現在逃走中です。

ミズーリ州セントルイス 1人死亡9人負傷

18日早朝、セントルイスのダウンタウンにあるオフィスビルで銃撃事件が発生。17歳の少年1人が死亡9人の若者が負傷しました。犠牲者は15歳から19歳までで、事件が発生した当日午前1時頃はオフィススペースでパーティーを楽しんでいました。目撃者によると負傷した少女の1人は、逃走中に踏みつけられ脊椎に重傷を負ったと説明。事件現場ではARスタイルのライフルや銃器の薬莢が地面に散乱していました。セントルイス警視庁の広報担当者は、拳銃を所持していた未成年者が容疑者として警察に拘留されていると発表しました。

アイダホ州ケロッグ 4人死亡

18日午後7時頃、アイダホ州ケロッグのウェスト・ブラウン・アベニューにある住宅内で複数人が殺害されているとの通報がありました。現場に到着した当局は4人の死亡を確認し、ケロッグ警察署はISP(アイダホ州警察)に殺人事件の捜査を依頼。法執行機関は、「この事件に関係する全貌は解明されており、地域社会に対する脅威はない」とコメント。当局は、知人とみられる31歳の男性を拘束しました。

参考元:Washington PostTimeDaily Mail