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3月31日から頻発した竜巻の被害により、アメリカでは空の便にも大きな影響が出ています。航空機の運航状況をリアルタイムで配信するウェブサイト“FlightAware”によると、4月2日までの3日間でおよそ670便が欠航。2,700便以上が遅延し、3日もフライトに影響が及ぶ見込みです。
デルタ航空は合計303便が欠航となり、予約の変更やキャンセル待ちが多発。各地の空港では渡航者が足止めとなり、チェックインカウンター前に長い行列ができました。また、アメリカン航空は4月2日に欠航となったテキサス州ダラス-フォートワース間のフライトについて、7日まで予約変更を無料で受け付けています。北東部を結ぶフライトは4月3日までに予約していた渡航者を対象に、5日まで無料にて変更が可能です。アメリカ国内における各航空会社の遅延・欠航に伴う補償や予約変更に関する詳細は、DOT(米国運輸省)の“Airline Customer Service Dashboard”をご確認ください。
一連の竜巻は南部など7州でおよそ50以上観測され、アーカンソー・インディアナ・アイオワ・イリノイ州は4月2日に自然災害による非常事態を宣言。これまでに32人の死亡が確認され、2日午後の時点で約16万7,000世帯が停電しています。
参考元:USA TODAY
更新日 : 2024年5月2日
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