アメリカ中西部に寒波が到来 ホリデーシーズンの旅行者に影響

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アメリカ中西部に寒波が到来 ホリデーシーズンの旅行者に影響

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アメリカでは今週末に大荒れの天気が予想され、特に中西部を中心に大雪や猛吹雪となる恐れがあります。ホリデーシーズンはピークを迎え大勢の市民が旅行や帰省を楽しむ時期ですが、一部の空港では航空便の遅延や欠航で渡航者に影響が出ています。
航空便の運航状況を照会する“FlightAware”は、アメリカ国内で21~23日にかけて430便以上が欠航したと報告。また、カナダのバンクーバー国際空港は20日、悪天候により到着便全てと出発便の一部が欠航となりました。
イリノイ州などの中西部では21日から大雪となり、悪天候は24日まで続くと予想。22日夜には北極前線が北西部からカナダとの国境に接する五大湖を横断し、勢力を強めながら猛吹雪になる見込みです。北極前線は現在も移動を続け、急激に中心気圧が低下する「爆弾低気圧」に発達。東部ニューヨーク州や南東部フロリダ州とメキシコ湾岸地域の気温は急激な低下が予想されるため、外出時は十分な防寒対策と注意が必要です。
強力な寒波の到来により、南東部ノースカロライナ州とケンタッキー州は非常事態を宣言。中西部コロラド州とサウスダコタ州では100人の州兵を動員し、猛吹雪によって立ち往生した車両ドライバーの救出にあたっています。

参考元:REUTERSCable News Network