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現地時間の2月25日、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたマスク着用に関する新たな指針を発表。国内の感染状況が落ち着いている州や地域を対象に、屋内でのマスク着用を不要とする方針を示しました。同措置は同日より適用となり、大半の地域でマスク着用に関するルールが大幅に緩和されます。
CDCは新たな指針について、「各地域の新規感染者数や病床の使用率などを考慮し、感染リスクを高・中・低の3段階に分類します」と説明。ワクチン接種の有無を問わず、中・低リスクの地域では屋内でのマスク着用が不要となり、リスクが高い地域は引き続き着用が求められます。
中および低リスク地域はニューヨーク州やハワイ州が該当し、アメリカの総人口におけるおよそ7割の市民が居住する地域でマスク着用が不要となりました。
なお、航空機や公共交通機関を利用する際は3月18日までマスク着用が必須となりますが、同措置の継続または撤廃について今後検討を行うとしています。
CDCのワレンスキー所長は会見で、「ワクチン接種やウイルスへの感染で免疫を得た市民が増えたほか、治療薬の普及により重症化に至るリスクは以前と比べ大幅に低下しました」とコメント。今後は医療機関の負担を軽減する対策を行うと述べました。
一方、NACCHO(全米郡および市保健局)のCEOを務めるフリーマン氏は、「アメリカの感染状況は大きな転機を迎えています。屋内におけるマスク着用ルールの緩和は、市民が待ち望んでいた関心事項のひとつです」と述べ、CDCの新たな指針に同調を示しました。
参考元 : Cable News Network
更新日 : 2024年1月20日
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