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ワシントン州高等裁判所は18日、11月の大統領選に向けた同州の共和党予備選挙でトランプ前大統領の出馬を承認。2021年1月の連邦議会議事堂を襲撃した件をめぐり同州での立候補が懸念されていましたが、高裁は出馬資格はく奪を求める一部有権者の訴えを退ける判決を下しました。同氏の出馬資格については“合衆国憲法修正14条”が論点となり、本条項には「暴動や反乱に関与した市民の官職を禁ずる」と明記されています。同様の申し立ては数十州で起こり、トランプ陣営は「民主党による選挙妨害だ」と主張。党内大会(代表候補を選出する予備選挙)の段階でトランプ氏の出馬を排除した地域は、現時点でコロラド州とメイン州のみとなります。この動きに反発するトランプ氏は1月に上訴し、連邦最高裁はコロラド州の判決について2月8日に審理を行う予定です。同氏の弁護団は18日に、「憲法修正14条の規定は大統領に適用されない」とする意見陳述書を連邦最高裁に提出。審理ではトランプ氏による口頭弁論が行われ、判決は他州にも影響を与えると予想されます。
また、メイン州高等裁判所は17日、トランプ氏の出馬を認めない判決を下したベローズ州務長官に再検討を命令。2月に最高裁が判決を下すまで結論を先送りするよう求めました。メイン州とコロラド州の党内大会は、共に3月5日に行われます。
最新の世論調査による支持率は、トランプ氏(共和党)が45.8%。バイデン大統領(民主党)は44.7%で、わずかにトランプ氏がリードしています。次回の共和党予備選挙は1月23日にニューハンプシャー州にて行われますが、同州におけるトランプ氏の支持率は44.4%と安定した人気を維持。一方で穏健派として出馬した元国連大使ニッキー・ヘイリー氏(51)の政策に注目が高まり、トランプ氏と9.7ポイント差の34.7%まで上昇しています。
更新日 : 2024年5月6日
更新日 : 2024年5月4日
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