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イスラエル政府とイスラム組織ハマスは22日、今後4日間にわたりパレスチナ自治区ガザでの戦闘を停止すると発表。停戦交渉はカタールの仲介によって行われ、双方は数日以内に拘束中の人質を解放する方針です。また、アメリカ政府は今後も燃料や医薬品などの物資をガザ地区へ輸送し、住民への被害を最小限に抑える条件で合意に至ったと報告。バイデン大統領とNSC(米国家安全保障会議)のカービー戦略広報調整官は20日に個別で会見を開き、「人質解放に向けた合意は近い」と交渉の成果を強調していました。アメリカおよび各国政府と、イスラム組織ハマスが22日に発表した声明の概要は以下の通りです。
ハマスの声明(最高指導者イスマイル・ハニヤ氏)
イスラエル政府の声明(ネタニヤフ首相)
カタール政府の声明(アルアンサリ外務省報道官)
アメリカ政府の声明(バイデン大統領)
また、パレスチナ自治政府は22日、イスラエル軍の捕虜となっている人質が7,800人に上ると発表。うち85人が女性で、約350人が未成年と報告しています。状況を危惧したICRC(赤十字国際委員会)はガザの人質解放を支援する方針を固め、今回の合意が恒久的な停戦につながることを期待すると述べました。
一方でイスラエル政府は、「我々の使命は変わっていない。ハマスを全滅させるまで攻撃を継続する」と表明。敵対するハマス側も応戦の構えを示し、「残虐な侵略者からパレスチナ市民を守るため最後まで戦う」と主張しています。人口およそ230万人のガザ地区で亡くなった住民は1万3,300人を超え、7割以上の建物が損壊。水道や送電などのインフラは滞り、バイデン政権は引き続き支援物資を供給する方針です。
参考元:NEWS18(Cable News Network)・REUTERS(GAZA/JERUSALEM)・REUTERS(CAIRO/DOHA)
更新日 : 2024年5月18日
更新日 : 2024年5月17日
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