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【アメリカ国内の新型コロナウイルス最新情報はこちら】
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は11日、アメリカやヨーロッパを中心に感染が拡大していたサル痘(エムポックス)に関する「公衆衛生上の緊急事態宣言」の終了を発表。10日にジュネーヴで行われた専門家らによる会合で同意を受け、およそ10か月での解除となりました。テドロス氏は会見で「エムポックスは新型コロナウイルスと同じく公衆衛生上の大きな課題であり、引き続き感染対策が必要だ」とコメント。未だ脅威は続いていると述べ、欧米や南米を中心に今後も警戒が必要との見解を示しました。
アフリカの一部地域を起源とするエムポックスは昨年5月頃からヨーロッパやアメリカで感染が拡大。アメリカ国内の症例は3万人を超え、これまでに42人の死亡が報告されました。症例は世界111か国で確認され累計の感染者は8万7,000人以上となりましたが、今春から各国で収束の兆しが見られます。
主な国の感染者数は以下の通りです。(5月10日WHO発表)
サル痘(エムポックス)に関するこれまでの経緯とアメリカ各州の感染状況は、「WHOがサル痘(エムポックス)の緊急事態を宣言 アメリカ国内は3万人以上が感染 世界の症例は8万7,000人を超える」をご確認ください。
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