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現地時間の3月29日、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のワレンスキー所長は会見で国内の感染状況について言及。新型コロナウイルスワクチンの接種が順調に進む反面、再び感染が拡大する恐れがあると述べ警告を促しました。
ワレンスキー所長はホワイトハウスで記者会見を行い、「状況が前向きになる要素はたくさんあるが、現時点では未だ見通しがつかず心配である」とコメント。ヨーロッパ各国で新型コロナウイルスの感染者や死者が再び急増している状況を受け、「同様の事態が今後アメリカでも起こるかもしれない」と述べました。
同日、バイデン大統領もホワイトハウスのテレビ演説で新型コロナウイルス対策に関する声明を発表。各州知事に向けて公共の場でのマスク着用を再び義務化するよう呼びかけました。
大統領はさらに、「4月半ばまでにアメリカ市民の9割の成人が少なくとも1回目のワクチン接種を受診できるようになる」とコメント。引き続きワクチンの供給を積極的に行う姿勢をアピールしました。
アメリカでは現在1日あたり約6万人の新規感染者が確認され、前週と比較すると7~10%の増加が連日続いています。特にニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、ミシガン州、コネチカット州などの東北部で再び感染が拡大。アメリカで2番目に感染者が多い州となっているテキサス州ではマスク着用義務を解除するなど、州ごとに異なるルールに問題があると専門家は指摘しています。
バイデン大統領はテレビ演説で、「いま気を緩めたら状況は改善するどころか今よりもっと悪くなる」と強い口調で警告。「引き続き感染対策を遵守し、気を緩めることなく最後まで闘おう」と市民に対し呼びかけました。
アメリカではすでに65歳以上の約7割が1回以上ワクチン接種を行い、成人の約4割が少なくとも1回以上ワクチン接種を受診しました。2回のワクチン接種を済ませた成人は約2割にのぼり、ジョージア州やアリゾナ州など一部の州ではすでに16歳以上を対象にワクチン接種を行っています。
参考元:BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-56572452
更新日 : 2024年1月20日
更新日 : 2023年12月24日
更新日 : 2023年10月5日
更新日 : 2023年5月13日