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ハワイ郡のキム郡長はハワイ島へ訪れる渡航者に向けて声明を発表。現地時間12月2日より、ハワイ州外からハワイ島へ到着する全ての渡航者に対し、空港で新型コロナウイルスの※抗原検査を実施すると述べました。ハワイ島では空港に到着した渡航者の1/4を無作為に選出し任意による抗原検査を11月より実施していますが、12月より検査体制を強化するとしています。
キム郡長は会見で、「これまでハワイ島コナ国際空港内で検査スペースを確保できないことを理由に到着者の1/4を選出し抗原検査を実施していましたが、空港内の設備が整ったため全ての渡航者に対し検査を行います」とコメントしました。さらに、ハワイ郡における新型コロナウイルス感染拡大防止と病床の確保、経済ダメージを抑えるため抗原検査を義務化すると述べています。
ハワイ州では10月15日より「事前検査プログラム」を施行し、出発72時間以内に取得した陰性証明書を入州時に提示することで自己隔離を免除しています。ハワイ島も同プログラムが適用されますが、12月2日よりハワイ島内のコナ空港・ヒロ空港に到着するハワイ州外の方は抗原検査が必須となります。
なお、カウアイ島は「事前検査プログラム」の一時離脱を発表しており、12月2日より同島へ訪れる方は14日間の自己隔離が義務付けられます。
ハワイ島のキム郡長は間もなく任期満了となり、12月7日には新郡長として選出されたミッチ・ロス氏が宣誓式を行う予定です。
※抗原検査とは新型コロナウイルスに対する抗体を用いて抗原を見つける検査で、ウイルス表面のタンパク質の断片を検出して検査を行います。
PCR検査と比べて精度は劣りますが20分程度で結果が判明するため、新規感染者を検出する方法として欧米の国境等で導入されています。
参考元 : HAWAII NEWS NOW
https://www.hawaiinewsnow.com/2020/12/01/hawaii-county-test-all-trans-pacific-arrivals-starting-wednesday/
【最新情報】ハワイ事前検査プログラムを利用して渡航する方へ
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