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アメリカのオースティン国防長官は26日、イランのイスラム革命防衛隊と支援グループがシリア東部で占拠する2つの施設を攻撃したと発表。イラン派武装組織はイラクとシリアに駐留する米軍への襲撃を強めており、アメリカ側は「自衛目的の攻撃」と説明しています。オースティン氏は会見で、「攻撃はバイデン大統領が直接命令を下し、今月17日から侵攻を続けるイランに対して2機のF-16戦闘機が同軍の武器弾薬庫を破壊した」と報告。また、ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官も同日の声明で、「大領領はイランの最高指導者ハメネイ師へ直接メッセージを送り、シリアへの襲撃を止めなければアメリカはさらに厳しい報復を行う方針を伝えた。イランの残虐行為は決して容認できない」と強い口調で述べました。
イランによる駐留アメリカ軍への襲撃は過去1週間で19回に上り、無人機を使用したミサイルの被弾で20人以上が負傷。大半の兵士は軽症ですが、外傷性脳損傷を負うなど重大な危害が報告されています。会見を行ったオースティン長官は、「今後もシリアへの侵攻が続くならば、国民の命を守るため我々は必要な措置の執行をためらわない」とイラン側に戒告しました。同席した国防総省のライダー報道官も、「イラクとシリアの防衛強化のため、アメリカ中央軍の担当地域で900人規模の部隊を展開する」と今後の計画を表明。中東各国に配置した防空ミサイルシステムも拡大し、大規模な進撃を行う意向を示しました。
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