首都ワシントンも外出制限を緩和 5月29日より段階的に経済活動を再開

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首都ワシントンも外出制限を緩和 5月29日より段階的に経済活動を再開

  • ワシントンD.C.
  • 新型コロナウイルス
  • 経済再開

更新日 : 配信日 :

アメリカの首都ワシントンは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出制限を5月29日より緩和し、経済活動を段階的に再開することを発表しました。

首都ワシントンのバウザー市長は27日に記者会見を行い、新規感染者数が14日連続で減少したことを報告。経済再開に必要な基準が満たされたとして、およそ2か月に及んだ自宅待機命令を29日より緩和すると述べました。経済の再開は段階的に行われ、レストランではこれまでの配達や持ち帰りに加えて屋外席などでの飲食が認められます。理髪店や美容室は予約制とすることを条件に営業再開が許可されます。制限が緩和される一方で、首都ワシントンでは10人を超える集会については引き続き禁止としており、外出時には社会的距離の保持とマスクの着用を呼びかけています。

5月29日時点でのアメリカにおける新型コロナウイルスの感染者数は176万人を超え、世界で最も多いことが報告されています。アメリカは4月上旬に感染のピークを迎え、5月中旬より感染の拡大傾向は次第に落ち着きが見られるようになりました。現在、感染のピークは過ぎたとしてアメリカの全ての州では部分的ながらも経済活動が再開されています。米国内の経済再開が進む中、経済の専門家は「再開を急げば再び感染拡大につながる恐れがある」と指摘。感染状況を注意深く観測したうえで、段階的に経済活動を再開させることが望ましいと述べました。

現在、首都ワシントンの感染者数は8,492人となっており、米国50州の中では感染者数が比較的少ないことが報告されています。

参考元 : Newsweek
https://www.newsweek.com/washington-dc-loosen-lockdown-restrictions-this-week-despite-white-house-warning-capital-1506944