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現地時間4月8日、米国内における新型コロナウイルスの感染者数は432,438人と報告され40万人を超える事態となりました。死亡者数は88,630人と報告されており、最も感染者が多いニューヨーク州では昨日の1日だけで779名もの死亡が確認されました。ニューヨーク州のクオモ知事は連日の非常事態を受け、毎日欠かすことなく市民に向けて声明を発表しています。本日発表した声明の一部は以下の通りです。
本日は良い知らせと悪い知らせがあります。
良い知らせとしては“NY PAUSE”と“ソーシャルディスタンス”の効果が表れており、この3日間における州内の平均入院者数は533名と横ばいの傾向が続いています。さらに病院間での医療器具の調達や融通も改善が見られました。このまま新たな入院患者の減少が続くことにより、今後数週間で医療システムは安定する可能性があります。
悪い知らせとしては、昨日1日だけで過去最大の人数となる779名の死亡が報告されました。入院が長引く患者が増えるほど死亡者数は増加する傾向にあります。だからこそ私たちはウイルスに弱い方々や市民を守る必要があります。また、ER(緊急救命室)やICU(集中治療室)で働いているスタッフは毎日危険に晒されながら多くの市民を助けています。この危機的な医療の状況を悪化させないためにも、責任ある行動を取るよう市民全員にお願いを申し上げます。
今回の事態が終わっても私たちは元に戻れる訳ではありません。常に懸命に行動し、「普通の暮らし」を新たに構築しなければなりません。この危機的な状況に晒され、私たちは非常に多くの事を学びました。新型コロナウイルスは瞬く間に世界中に伝染し、世界が小さいことを示しました。さらにテクノロジーの活用方法についても学びました。また、貧しい人たちが多くの対価を支払わなければいけない制度や環境を改めて考えるべきです。
これから私たち政府はさらに多様な政策を行います。失業者に対しては追加で600ドルの給付金を支給し、給付期間をさらに13週間にわたり延長します。併せて6月23日の予備選挙もニューヨーク州民全員が不在者投票を実施できるよう準備を進めます。
新型コロナウイルスで亡くなった方々への弔意を示し、ここに半旗を掲げます。
参考元 : Ministry of Foreign Affairs of Japan (外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=86330
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