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米国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、トランプ大統領は全国民に向けてマスクの着用に関する公的な提言を近日中に発表すると述べました。トランプ大統領は新型コロナウイルスの流行当初、米国民に対してマスクの着用は必要ないとの見方を示していました。
現地時間の2日、ホワイトハウスに設置された対策本部で発言したトランプ氏はマスクに関する提言について「全ての米国民にマスクの着用を義務付ける指針ではない」と説明。理由がありマスクを着けたくない市民もいるだろうと述べた上で「着用するか否かは個人の判断に任せるものとする」との見解を明らかにしました。さらにトランプ大統領は「口や鼻を覆うならばマスクよりもスカーフのような物がよいのではないか」という従来の考えを繰り返しました。病院で必要とされる医療用マスクの需要が抑えられるほか、マスクよりもスカーフの方が生地に厚みがあるため効果的だろうと理由を述べています。マスク着用に関する新たな提言の公式発表日については明らかにしていません。事情に詳しい政府関係者は「基本的な指針は既に固まっている。全ての米国民に対し外出時はマスクかその他の生地で顔を覆うよう勧告する内容だ」と説明しました。4月1日に行われた会議では対策本部のメンバーの大半が公共の場ではマスク等で顔を覆うべきだとの認識で一致。これ以上の感染拡大を阻止するために、公的な指針を発表するべきとの考えを示していました。
一方で対策本部に所属する医療の専門家からは、「マスク着用を勧告することで米国民に誤った安心感を与えかねない」と懸念の声も上がっています。さらに「マスクを着ければ感染はしないとの誤解が生まれ、人との距離を置いて感染を防ぐ“ソーシャルディスタンス”が実践されなくなる恐れがある」と見解を述べました。
参考元:Global News
https://globalnews.ca/news/6776645/coronavirus-u-s-non-medical-face-masks/
更新日 : 2024年1月20日
更新日 : 2023年12月24日
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