アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドで火災 爆発と煙で観客が一時避難

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アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドで火災 爆発と煙で観客が一時避難

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現地時間4月22日夜、カリフォルニア州のディズニーランドで「ファンタズミック!(Fantasmic!)」ショーのドラゴンが炎上する事故が発生。火災があった周辺のアトラクションは、事故の影響を考慮し一部閉鎖されました。火は地元の消防が消し止め、6人のキャストメンバーを治療したと発表。爆発と煙により観客が一時避難しましたが、けが人はいませんでした。
SNSに投稿された動画には、高さ約15mの巨大なドラゴンが火柱に包まれ大勢の消防士が消火活動にあたる様子が撮影されています。火災の原因は「ドラゴンが火を噴く直前に口部から可燃性の液体が漏れて引火した可能性がある」と発表されましたが、現在も詳しい調査を行っています。
「ファンタズミック!」はミッキーマウスがヴィランズの悪夢に立ち向かうストーリーで、閉園間近の花火があがる直前に炎やプロジェクションマッピングなどで会場を盛り上げる大規模なアトラクションです。眠れる森の美女と継母マレフィセントを象徴する華やかなオブジェが登場し、当日は多くの観客が詰めかけていました。
「ハリウッド・スタジオ・パーク」や「マジック・キングダム・パーク」で日中開催される「フェスティバル・オブ・ファンタジー・パレード」でも火を噴くドラゴンが登場しますが、ディスニー側はいずれもパレードを継続する一方で火を噴く演出は一時中止すると発表。また、フロリダにあるディズニーワールドは「カリフォルニアのディズニーランドで使用されている設備とは仕様が異なるため、ショーは通常通り開催します」と説明しましたが、現在は休止となっています。フロリダのディズニーワールドでは2018年に同じパレードでドラゴンが炎上する事故が起きましたが、当時もけが人はいませんでした。
ディズニーランド本部は24日、今回の事故を受けて各国のディズニーリゾートにおいて火を使った演出を当面中止すると発表。火災のあった「ファンタズミック!」ショーは、5月19日より公演再開を予定していますが延期や中止も予想されます。
東京ディズニーリゾートの「ファンタズミック!」はコロナ禍で休園となった2020年に終了していますが、現在公演中の炎を使った演出が含まれる「ビリーヴ! シー・オブ・ドリームス」は今後も行われる予定です。

参考元:Cable News NetworkDEAD LINEBBC NEWSFantasmic! Performances(Disneyland)