フィラデルフィア国際空港で未加工の食肉など輸入禁止食品を大量に押収

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フィラデルフィア国際空港で未加工の食肉など輸入禁止食品を大量に押収

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フィラデルフィア国際空港で、米国への輸入が禁止されている未加工の食肉などが大量に押収されました。
アメリカ税関国境警備局(CBP)によると、アルバニアから訪れた二人の旅行者の手荷物に探知犬が反応したため中身の検査を行ったところ、未加工の食肉と見られる物品を発見。CBPの農業専門職員が詳しく調べたところ、6.2キログラムの生肉、豚肉を加工したホットドッグ、2.2キログラムのネギ、2キログラムの栗など、14ポンドにもおよぶ大量の食品を押収しました。押収した栗の中を調べると2種類の生きた昆虫を検出。押収された食品は全て空港で廃棄され、アルバニアからの旅行者は厳しい注意を受けたとのことです。
米国に居住している家族と一緒に祝うため、外国から訪れる旅行者が国の伝統的な食品などを持ち込むケースが後を絶たず、輸入が禁止されている食肉や農産物の押収量も増加しているとCBPの農業専門職員は語ります。「私たちCBPは害を及ぼす恐れのある害虫や動物を介して伝染する恐れのある食品や物品の持ち込みを隈なく検査し、国内の安全と経済を守るために努めています。生物科学と農業検査の分野においては幅広い知識を備えており、長年の経験を持って警戒を続けます。」
昨年CBPが押収した禁止輸入食品は4,522種類にもおよび、その多くが植物、野菜、食肉、加工肉でしたが、土や植物などに付着した害虫や昆虫などについても319種類発見したと報告しています。
CBPのウェブサイトでは米国への持ち込みが禁止されている食品や製品について詳しく紹介しております。
荷物をパッキングする前に禁止物や制限についてのガイドラインを確認し、楽しい旅行になるよう渡航者に理解を呼び掛けています。

参考元:U.S. Customs and Border Protection (CBP) Official website
https://www.cbp.gov/newsroom/local-media-release/philadelphia-cbp-agriculture-k9-detects-prohibited-animal-products