グアム政府 7月1日より日本、韓国、台湾からの渡航者に限り受け入れを再開

グアム準州のルー・レオン・ゲレロ知事は日本、韓国、台湾から訪れる渡航者に限り、7月1日より受け入れ再開を正式に発表しました。

7月1日より、3か国からの渡航者はグアムへ入国する際に義務付けられている14日間の自己隔離と検査義務の対象外となり通常通りの入国が認められます。また、3月31日より義務付けていた健康状態を証明する診断書の提示も3か国の市民に限り同日より撤廃される予定です。

現地時間の6月22日、ゲレロ知事は多くの企業を対象に施行している制限を今後2週間以内に解除し再開を許可するとコメント。集会やイベントの人数制限についても規制を緩和し、現在の25人から50人までに拡大すると述べました。また観光再開にあたり、グアム準州独自のガイドラインを策定してグアムのコミュニティと国外からの渡航者の安全管理を確実に行うと宣言。米国疾病対策センター(CDC)が推奨している6フィート以上の社会的距離の保持を今後も要請する一方、一部の地域やケースに限り3フィートに縮小する方針も明らかにしました。

日本、韓国、台湾から訪れる渡航者に向けて、ゲレロ知事は次のコメントを寄せています。
「我々は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、必要なガイドラインの作成などに尽力してきました。そして今、グアムの“Hafa Adai”(ハファデイ=チャモロ語で気軽な挨拶の意味)の精神をもって再び皆さまを歓迎するための準備が整いました。これからも美しいグアムを楽しんでいただけることでしょう。」

グアムの観光再開に伴い、ユナイテッド航空では成田-グアム路線を現在週3便で運航していますが、7月23日より毎日1便に増便することを発表しました。

参考元 : THE GUAM DAILY POST
https://www.postguam.com/news/local/groups-of-up-to-50-can-gather-soon-july-1-tourism-reopening-stands/article_a8aee56e-b463-11ea-b39d-9f242b4ef0a8.html