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現地時間の5月25日、ハワイ州のグリーン副知事は州内での新型コロナウイルスによる新規感染者が2日連続で0となったことを受け、7月にも観光業の再開を進める意向を明らかにしました。
副知事は観光業の再開にあたり、「当面の受け入れは感染拡大の抑止に成功している日本、ニュージーランド、オーストラリアなどの国に限定した方が良い」とコメント。7月から一部の国に限り入国制限を緩和し、状況を確認したうえで段階的に州外からの受け入れを拡大するとしています。また、州外からハワイへ訪れる渡航者に対しては、事前に新型コロナウイルスの抗体検査を義務付ける考えも明らかにしました。
現在ハワイ州全体の失業率は22%を超え、24万人以上もの市民が職を失っています。失業者の多くは観光業に携わっており、早期に州外からの受け入れ態勢を整えて経済の復興を進めるべきと副知事は述べました。
DBEDT(ハワイ州ビジネス経済開発観光局)が発表した最新の予測レポートによると、ハワイ州における本年度の経済成長率は12.1%減となる見通しを発表。ハワイ州の観光業がパンデミック発生以前の状況に戻るまでには、今後6年ほどかかると予測しています。
DBEDTではハワイ州の本格的な観光再開時期を今年9月と仮定して予測レポートを作成。本年度の失業率は現在の22%から8.6%に減少すると見られ、2023年度には6.2%まで回復すると予測。しかし、2017年から2019年度の失業率と今後の失業率とを比較した場合、その比率は約2倍にものぼります。
DBEDTの発表を受けた経済学者はハワイの今後について、「復興までのプロセスが慎重になることで、これまでよりも多角的に経済が発展する可能性があります。現在の失業率は深刻ですが、観光業が本格的に再開することでハワイの経済は十分に立ち直ることができるでしょう」と期待を込めて語りました。
参考元 : HAWAII NEWS NOW
https://www.hawaiinewsnow.com/2020/05/26/lt-gov-josh-green-hopes-reopen-hawaiis-tourism-industry-by-july/
https://www.hawaiinewsnow.com/2020/05/23/economist-outline-how-long-it-could-take-hawaii-fully-bounce-back/
更新日 : 2024年4月19日
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