ハマスに拉致された人質の親族がアメリカを訪問 国際社会に解放の協力を呼びかけ

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ハマスに拉致された人質の親族がアメリカを訪問 国際社会に解放の協力を呼びかけ

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パレスチナ自治区ガザでの停戦が終了した12月1日、イスラム組織ハマスに拉致された人質の親族らはカリフォルニア州ロサンゼルスの米国ユダヤ人協会を訪問。アメリカ政府や国際社会に向けて、人質解放の協力を呼びかけました。
イスラエルの中心地テルアビブに住むオフィル・ワインバーグさんは、「いとこのイタイ・スビルスキー(38歳・男性)はガザに近い集落で暮らす両親の家を訪ねていた際、ハマスに連行されました。停戦期間に解放された市民からいとこは生存していると伝えられましたが、長い拘束生活の中で精神的にひどく落ち込んでいるようです」と説明。スビルスキーさんの両親はハマスによって殺害され、多くの人質が劣悪な環境で苦しんでいると声を震わせながら語りました。さらに、「共に捕らえられていた人たちは全員解放されましたが、いとこは今も取り残されています。彼はとても優しく繊細な性格なので、計り知れない孤独を感じているはずです」とコメント。各国政府に無慈悲なテロ行為の撲滅を訴え、1日も早い人質解放を求めています。

12月1日よりガザ地区で戦闘再開 米国務長官は「ハマスに重大な責任」と強調

イスラエル政府は12月1日午前7時、7日間にわたるガザ地区での停戦を終了し再び戦闘を行うと発表。アメリカのブリンケン国務長官は停戦延長に応じるよう仲介役のカタールと交渉を進めてきましたが、実現に至らなかったと述べました。戦闘再開の背景について記者団から問われたブリンケン氏は、「停戦の合意に際しハマスに重大な違反があった」と説明。イスラエルの戦闘再開はハマス側に責任があると強調しました。
また、ブリンケン氏は1日に訪問中のテルアビブにて、カタールやエジプトなど中東諸国の首脳らとガザ情勢について協議を開催。「ハマスは停戦合意を破りミサイル攻撃を開始した。人質解放の約束を反故にした行為は国際的に許されない」と非難し、アメリカ側はイスラエルの戦闘再開を擁護しました。

エルサレムで銃撃事件が発生し住民4人が死亡 ハマスに所属する男2人を射殺

エルサレムでは30日朝、ラッシュアワーの時間帯に住民を狙った銃撃事件が発生。ハマスに所属する男2人がバス停に向かって発砲し、これまでに4人の死亡と8人の負傷が報告されています。襲撃した2人の男は東エルサレムのスール・バヘル地区に住む30代の兄弟で、ハマス側は今回のテロ行為をイスラエルへの報復であると主張。2人は居合わせた非番の兵士と武装していた民間人によって、その場で射殺されました。兄弟は過去にテロ行為への関与で実刑判決を受け、政策に対し強い恨みがあったとイスラエル政府は説明。同国のイタマル・ベン・グヴィル警察相は今回のテロ行為を踏まえて、民間人に対する銃所持許可の緩和政策を継続する方針です。
警察は今回の銃撃事件で亡くなった4人はいずれも一般市民で、20代女性、60代女性、40代男性、70代のラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)と発表。中東諸国を歴訪中のブリンケン米国務長官は、「今回の銃撃事件はイスラエルが日々直面しているテロの脅威を如実に示すものだ。罪のない市民を巻き込む残虐行為を決して許すべきではない」と強い口調で語り、犠牲者に対し哀悼の意を述べました。

参考元:THE SUNThe New York TimesBloombergBBC NEWS