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ハワイ州政府およびDBEDT(ハワイ州ビジネス経済開発観光省)は、2023年第1四半期(1~3月)の訪問者が244万6,331人に上ったと発表。昨年同時期の199万3,761人と比べ、22.7%の増加となりました。3月にハワイを訪れた観光客は90万人を超え、過去3年間における単月で2番目に多い人数に至ったと報告。一方で国外からの渡航者は18万2,478人で、全体の20%に留まりました。2019年3月との比較では62.4%と未だ低い水準にありますが、昨年同月比では14.2%増となり堅調な回復を示しています。
今年3月にハワイ州の各島へ訪れた渡航者数は以下の通りです。
※()は前年同月比・複数の島を訪れた渡航者を含む
また、観光客全体の支出も増加傾向にあり、前年同月比で20.4%増の18億4,000万ドルとなりました。観光客数の伸びと物価高の影響も伴い、1人あたりの支出額は今後も増えると予想されます。
ハワイ旅行業協会のマーク・ギボンズ会長は、「世界中の旅行者が再びハワイを訪問してくださり、とても嬉しく思います。私たちはこの機会を心待ちにしていました。パンデミックを乗り越え、より多くの観光客がハワイへ訪れることで地元経済はさらに発展するでしょう」とコメント。日本を含む多くの国が緊急事態宣言を解除した件に触れ、さらなる渡航者の増加に期待を示しました。
オアフ島に次いで観光客数の多いマウイ島は、今年3月に27万6,485人の渡航者が訪問。2019年3月の同水準まで回復し、島内は観光客の増加により徐々に活気を取り戻しています。一方で5月1日より運営を再開した「イアオ渓谷州立公園」は、州外からの入場者に事前予約制を導入。ハワイでは州外からの渡航者に対し、カウアイ島のハエナ州立公園、マウイ島のワイアナパナパ州立公園、オアフ島のダイヤモンド・ヘッド州立記念碑、オアフ島のハナウマ湾自然保護区へ入場する際にも事前予約を求めています。
ハワイアン航空は今夏の旅行需要を見据えて、北米路線を中心に増便を発表。アメリカ本土のオースティン、ボストン、ラスベガス、ロサンゼルスのほか、日本からの観光客増加を見込み東京(羽田)~ホノルル間の増便も示唆しています。また、ハワイアン航空を運営するハワイアン・ホールディングス社は、2023 年第1四半期(1~3月)の決算を発表。前年同時期と比べ貨物輸送による収益は12.4%減少しましたが、全体の営業収益は28.4%増となりました。同社のブレント・オーバービーク副社長は、「ハワイの旅行需要は堅調に推移しており、今夏は日本からの渡航者も増えると予想しています」とコメント。日本とアメリカの水際対策撤廃を追い風に、さらなる利用者の促進に努める方針です。
また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う公衆衛生上の緊急事態宣言について、WHO(世界保健機関)は5月5日に終了を発表。アメリカ政府も5月11日を以て新型コロナウイルスに関する全ての緊急事態宣言を解除し、国外からの渡航者に対するワクチン接種義務も撤廃されています。
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