6月30日よりホノルル高架鉄道が一部開業 カポレイ-アロハ・スタジアム間を往来

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6月30日よりホノルル高架鉄道が一部開業 カポレイ-アロハ・スタジアム間を往来

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DOT(ハワイ州運輸局)は、6月30日より高架鉄道「ホノルルレールトランジット(HRT)」の一部開業を発表。今年3月の市政演説では、7月開業の見通しを示していましたが前倒しでの運行開始となります。開業日はハラワ・ アロハ・スタジアム駅にて祝賀セレモニーを行い、一般客は当日午後2時から利用が可能です。7月4日には利用推進キャンペーンとして、市民や渡航者に無料乗車券の配布を予定。当面はオアフ島西部の「クアラカイ・イースト・カポレイ」から「ハラワ・ アロハ・スタジアム」までの9駅間(約17.6km)を4両編成で運行し、始発から終点は片道およそ20分となります。
建設を担当するホノルル高速交通公社(HART)は会見で、「高架鉄道は現在も延伸工事を進めており、2031年を目途にダニエル・K・イノウエ国際空港を経由してアラモアナ・センターまでの21駅(約32km)を結ぶ予定です」と説明。運行時間は午前4時から深夜0時台までとなり、乗車の際に必要となるHOLOカードの券売機は各駅の改札横に設置されます。大人の初乗り運賃はザ・バス(The Bus)と同額の2.75ドルで統一し、高齢者と学生向けの割引も適用。安全で充実したサービスを目指すと述べました。
HRTはハワイ初の都市間鉄道で、ホノルルの交通渋滞緩和と公共交通機関の利用促進を目的として2014年より建設を開始。ホノルル市内における交通インフラの発展と、さらなる観光産業への貢献が期待されています。同社のピーター・ハワードCEOは、「私たちの鉄道は安全で信頼性が高く、ハワイに便利な交通網を提供するため全力で取り組んできました」とコメント。元州知事デービッド・イゲ氏とホノルル市のリック・ブランジャルディ市長はおよそ9年にわたる開業までの道のりを労い、「6月30日はオアフ島にとって歴史的な日になるだろう」と述べました。
高架鉄道の運行に関する詳細は、ホノルル市公式ウェブサイトをご確認ください。

参考元:Star AdviserHART