11日の大規模なアメリカ航空便システム障害 請負業者によるデータ破損が原因と発表

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11日の大規模なアメリカ航空便システム障害 請負業者によるデータ破損が原因と発表

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アメリカ国内の航空便に多大な遅延と欠航を引き起こした11日のシステム障害について、FAA(アメリカ連邦航空局)は最終の調査結果を発表。「下請け企業の従業員がデータベースのバックアップ作業中、意図せずファイルを削除した操作ミスが原因である」と報告しました。FAAは従業員による人為的なミスであり、作為やサイバー攻撃ではないとの見解を強調。旧式のシステムと人員体制にも要因があると説明し、抜本的な見直しを行うと述べました。
多くの航空関係者は今回のシステム障害について、FAAの組織体制とシステムの老朽化に問題があると指摘。デルタ航空のエド・バスティアンCEOは13日の決算発表で、「航空管制システムのアップデートが必要だ」とコメント。システム更新に必要な予算の増額など、FAAは適切な措置をとるべきと提言しました。また、非営利団体アメリカン・エコノミック・リバティーズ・プロジェクトで航空分野を担当するウィリアム・マギー上級研究員は、「FAAは昨年3月から常任局長不在の状態が続き、慢性的な資金不足に陥っている」と述べ、連邦レベルの支援が必要との見解を示しました。
バイデン大領は昨年7月、FAAの局長候補にデンバー国際空港のフィリップ・ワシントンCEOを指名。しかし、局長就任には上院議会の承認が必要となり、野党(共和党)の反対を受け状況は停滞しています。
現在FAAの長官代理を務めるビリー・ノーレン氏は今後の体制と改善策をまとめ、与野党の議員らと協議を進める方針です。

米東部時間の11日午前7時頃、飛行に危険を及ぼす情報をリアルタイムで民間機に警告するシステム“NOTAM”(Notice to Air Missions)に障害が発生。FAAは全国内線の出発を一時停止し、1万便以上の遅延と3,000便以上の欠航により全米の空港に影響が及びました。およそ2時間後から段階的に運航を再開しましたが、当日から翌日にかけてキャンセルや予約変更が多発。事態を重く見たバイデン大統領は運輸省に対し、早急な原因究明を指示しました。
11日に起こった航空システム障害に関する内容は、「大規模なシステム障害でアメリカの国内線全便が一時運航停止 1万3,000便に影響」をご確認ください。

参考元:BBC NEWSCNBCAFAR