アメリカ中間選挙 過去最多となる12人の女性候補が州知事に当選

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アメリカ中間選挙 過去最多となる12人の女性候補が州知事に当選

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アメリカの中間選挙では全米50州のうち36州で州知事選も行われ、過去最多となる12人の女性候補が当選を果たしました。これまで州知事経験後に大統領に就任したケースも多く、早くも初の女性大統領誕生を期待する声が高まっています。
今回の中間選挙で州知事に当選した女性候補は以下の通りです。 ※現地時間11月22日時点
ニューヨーク州:キャシー・ホークル氏(民主党・現職)
メーン州:ジャネット・ミルズ氏(民主党・現職)
ミシガン州:グレッチェン・ホイットマー氏(民主党・現職)
カンザス州:ローラ・ケリー氏(民主党・現職)
アリゾナ州:ケイティ・ホッブス氏(民主党・新人)
ニューメキシコ州:ミシェル・ルヤン・グリシャム氏(民主党・現職)
マサチューセッツ州:マウラ・ヒーリー氏(民主党・新人)
オレゴン州:ティナ・コテック氏(民主党・新人)
アーカンソー州:サラ・サンダース氏(共和党・新人)
アラバマ州:ケイ・アイビー氏(共和党・現職)
アイオワ州:キム・レイノルズ氏(共和党・現職)
サウスダコタ州:クリスティ・ノーム氏(共和党・現職)

これまで女性候補による州知事当選は2004年の9人が最多で、18年振りに過去最多を更新しました。アーカンソー州で当選を果たしたサラ・サンダース氏(共和党・新人)は、トランプ前政権の報道官を務めたことで保守派の支持層を獲得。父ハッカビー・サンダース氏も同州知事の経験を持ち、父娘が同じ州で知事に就任する事例はアメリカ史上初となります。
また、マサチューセッツ州のマウラ・ヒーリー氏(民主党・新人)とオレゴン州のティナ・コテック氏(民主党・新人)は、全米初となる同性愛者を公表した女性候補として幅広い層に支持されました。
女性の権利向上を推進するラトガース大学(ニュージャージー州)のデビー・ウォルシュ氏は12人の女性州知事が誕生した今回の選挙について、「アメリカの政治にとって大きな躍進です」とコメント。4人の新人女性候補が当選した件を評価し、両党の政策に大きな影響を与えると指摘しました。
アメリカでは非改選となった14州を除き、来年1月より新たな任期がスタートします。

参考元:U.S.News