「新型コロナウイルスのパンデミックは終わった」アメリカのバイデン大統領が見解を表明

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「新型コロナウイルスのパンデミックは終わった」アメリカのバイデン大統領が見解を表明

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バイデン大統領は18日に放送されたテレビ番組のインタビューで、新型コロナウイルスのパンデミックは終わったとの見解を表明。「新型コロナウイルスの脅威はこれからも続きますが、感染状況は大きく変わりました。アメリカ経済発展のため、我々にはやるべきことが沢山あります」と述べました。
バイデン氏のインタビューは14日に収録したと番組側は説明。アメリカ国内における当日の新規感染者は139,310人で、15日90,395人、16日50,735人、17日14,415人と大幅な減少が続いています。一方でアメリカ政府は現在も新型コロナウイルスを「公衆衛生上の緊急事態」に指定し、WHO(世界保健機構)の「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」として発令された宣言も解除されていません。
WHOのテドロス事務局長は14日の会見で、「パンデミックの終息が視野に入った」とコメント。各国の感染者は減少傾向にあり、ワクチンの普及で重症化リスクは低下したとの認識を示しました。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は今年8月、新型コロナウイルス感染防止対策のガイドラインを改訂。学校に通う生徒や介護施設の入場者に求めていた抗原検査による陰性証明書を不要とし、自己隔離と社会的距離の保持に関する規制も大幅に緩和しました。すでに全州で屋内でのマスク着用義務は撤廃され、今月7日よりニューヨーク州内の地下鉄を含む公共交通機関でもマスクは不要です。
ジョンズ・ホプキンス大学(メリーランド州)は18日、オミクロン株変異型の蔓延から続いていた入院患者の重症化リスクが低下したと報告。ほぼ全州で新規感染者は大幅に減少しましたが、国内における1日あたりの死者はおよそ400人で7月から横ばいが続いています。

参考元:Cable News Network