ニューヨーク州 地下鉄・バスなど公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃

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ニューヨーク州 地下鉄・バスなど公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃

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ニューヨーク州のホークル知事は7日、公共交通機関におけるマスク着用義務の撤廃を発表。新型コロナウイルスに関連する最後の行動制限が解除されました。
ホークル氏はマスク着用義務の撤廃について、「国・州・自治体のルールが異なる状況に困惑する市民に配慮し決定しました」と説明。州内と国内の感染者は減少傾向が続き、通常生活を取り戻す時期にあると述べました。一方、医療機関や高齢者施設では引き続きマスク着用が必須となります。
地下鉄と鉄道の運行を統括するMTA(ニューヨーク州都市交通局)は車内でのマスク着用について、「原則として今後は個人の判断に委ねます」とコメント。混雑状況や他の乗客との距離に応じて、マスク着用を推奨するとしています。
これまでTSA(アメリカ運輸保安局)は国内における航空機や鉄道、バス、タクシーなどの利用客にマスク着用を義務付けていましたが、裁判所の判決を受けて今年4月に指針の変更を表明。義務化から「推奨」へと変更し、現在は感染状況の改善によりマスク着用は不要とする方針を示しています。
大都市シカゴが所在するイリノイ州やアトランタを含むジョージア州では、早期に公共交通機関でのマスク着用義務の撤廃を表明。ニューヨークに近いニュージャージー州でも撤廃されましたが、両州を管轄する港湾局はニューヨーク州のみ引き続きマスク着用が必要との考えを示してきました。
9月7日以降は市民のほか、ニューヨークを訪れる渡航者も公共交通機関でのマスク着用は不要です。

参考元:Bloomberg