ニューヨーク州がポリオに対する緊急事態宣言を発令 10月9日まで適用

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ニューヨーク州がポリオに対する緊急事態宣言を発令 10月9日まで適用

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ニューヨーク州のホークル知事は9日、ポリオ(小児まひ)に関する緊急事態宣言を発令。ワクチン接種を行う医療従事者を看護師のほか薬剤師と助産師にも拡大し、迅速な対策を講じると述べました。
州内の医療機関ではすでにワクチン接種を開始し、10月9日まで同宣言を適用すると説明。これまでアメリカでの症例はまれでしたが、州内で9年ぶりに感染者が確認されたことを受け緊急事態宣言の発令に踏み切りました。現時点でニューヨーク市のほか、ロックランド郡・オレンジ郡・サリバン郡でポリオウイルスが検出されています。
市内の中心部では9割以上の市民が接種を終えていますが、保健当局は州内における2歳未満の接種率は8割程度と報告。先述の3郡ではおよそ6割にとどまっています。今年8月には州内の下水からも同ウイルスが検出され、当局は感染拡大に強い警戒を呼びかけました。
ホークル氏は幼児の保護者らに対し早急なワクチン接種を要請。新型コロナウイルスとサル痘に次ぐ脅威として、厳戒な態勢で蔓延防止に努める意向を強調しました。
サル痘に関する詳細とアメリカ国内の感染状況は、「WHOがサル痘の緊急事態を宣言 アメリカ国内は21,893人が感染 世界の症例は5万7,000人を超える」をご確認ください。

参考元:POLITICO