アメリカ国内で新型コロナウイルス再流行の兆し 正確な感染者の把握は困難

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アメリカ国内で新型コロナウイルス再流行の兆し 正確な感染者の把握は困難

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現地時間の5月12日、アメリカ政府は新型コロナウイルスにより死亡した市民が100万人に上ったと発表。バイデン大統領は犠牲者に追悼の意を述べ、あらゆる治療方法を拡充し命を救うために全力を尽くすと述べました。また、更なる感染対策強化のため、特別予算案を承認するよう議会に求めると説明。財源が不足するとみられる今秋までに新たな対策を講じる姿勢を示しました。
バイデン氏は当日の声明で、「アメリカは悲劇的な節目を迎えてしまいました。しかし、いつまでも悲しみに暮れることなく、我々は前進しなければなりません」とコメント。あらためて市民に早期の検査やワクチン接種を呼びかけました。
アメリカでは屋内や国内線における航空機内でのマスク着用義務が完全に撤廃された4月下旬から、ニューヨークなど北東部を中心に新規感染者が増加しています。過去に新型コロナウイルスに罹患した方が再び感染するケースも多くみられ、なかには4度目の感染者も報告されました。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は現在の感染状況について、「検査キットの拡充などにより正確な感染者の把握が困難になっている」とコメント。公式統計に含まれない家庭での簡易検査が増え、陽性者数を正確にカウントすることが不可能になったと説明しました。現在、多くの州や自治体は新型コロナウイルスの新規感染者数を断続的に集計し、週末は報告業務を休止しています。
オミクロン株が蔓延した今年1月中旬には1日あたりの新規感染者が80万人を超えていましたが、現在は約5~8万人まで減少。しかし、家庭用の検査キットで判明した陽性者は統計に反映されないため、実際の感染者はさらに多いと推測されます。
パンデミック予防研究所(ロックフェラー財団)のブライト所長など一部の感染症専門家は、正確なデータや感染状況についての把握は事実上不可能であると指摘。現在の感染状況は不透明であると述べました。
アメリカ国内の累計感染者数は8,400万人に上り、政府高官らは今年の秋冬には1億人を超えるとの予測を示しています。

参考元:Bloomberg Law