感染状況が深刻な6州に軍の医療従事者を派遣 米国全土に高機能マスクの配布も計画

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感染状況が深刻な6州に軍の医療従事者を派遣 米国全土に高機能マスクの配布も計画

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新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大が続くアメリカでは、多くの州で医療機関のひっ迫が問題となっています。バイデン大統領は13日、特に感染状況が深刻な6州に軍の医療関係者1,000人を派遣すると発表。対象となるのはニューヨーク州、ニュージャージー州、ロードアイランド州、ミシガン州、ニューメキシコ州、オハイオ州で、来週から軍の医師や看護師も病院で患者の対応にあたります。
現時点におけるニュージャージー州の病床使用率は73%で、ICU(集中治療室)の使用率は53%に到達。連日約6万人の新規感染者が確認されているニューヨーク州では医療態勢が限界に近づき、ホークル州知事は2か所の病院で軍からの医療関係者を迎え入れると述べました。アメリカ国内の入院者数は1日あたり14万人を超え過去最多を更新し、複数の州では緊急を要さない手術の延期を要請するなど、入院患者の急増に苦慮しています。
各地の深刻な感染状況を鑑みて、バイデン氏は新たな対策を発表。追加で5億個の新型コロナウイルス検査キットを無償で配布すると述べ、計10億個の調達を指示したと報告しました。さらに、国内の需要に対応すべく高機能マスクも無償で配布する意向を表明。配布の計画は来週明らかになる見通しです。
今回バイデン氏が発表した内容について医療の専門家は、「政府の新型コロナウイルス対策はワクチン接種に依存しすぎています。ワクチン未接種の市民が一定数いるなか、新たな対策は不可欠です」と指摘。国内のワクチン接種完了率は約63%にとどまり、先月比1.5%の上昇と鈍化が続いています。
なお、政府はワクチン接種率を向上させるため100人以上の民間企業にワクチン接種の義務化を推進してきましたが、最高裁は同措置の差し止めを発表。一方で医療従事者に対する接種義務化が承認されたことを受け、バイデン氏は最高裁に対し謝意を表明しました。

参考元:REUTERS