CDCが渡航警戒レベルを更新 最も感染リスクの高いレベル4にカナダを指定

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CDCが渡航警戒レベルを更新 最も感染リスクの高いレベル4にカナダを指定

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現地時間の1月10日、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は各国の新型コロナウイルス感染状況に基づき、「渡航警戒レベル」の対象国を更新。4段階で構成される渡航警戒レベルで最も感染リスクの高い「レベル4」に初めてカナダを指定しました。新たにレベル4に指定されたのはカナダのほか、オランダ領キュラソー島です。
カナダは昨年8月よりレベル3に分類されていましたが、オミクロン株の感染拡大で新規感染者が急増。1月8日までの1週間に確認された新規感染者は約30万人に上り、カナダ国内で過去最多を更新しました。カナダ政府は先月15日、国内における感染者の急増を鑑みて、不要不急の渡航自粛を求める勧告を発出。アメリカとの国境に近いオンタリオ州やケベック州では新規感染者が連日1万人を超え、国内における感染者数の累計は約260万人となっています。
現在、CDCが「レベル4」に指定している地域は以下の通りです。

フランス、アイスランド、アイルランド、イタリア、オランダ、ポルトガル、南アフリカ、スペイン、スイス、イギリス、カナダ、オランダ領キュラソー

CDCによる同リストは毎週更新され、過去28日間における感染者数で分類が行われます。人口10万人あたりの感染者数が100~500人の場合は「レベル3」となり、500人を超えた地域は「レベル4」に指定されます。
これまでレベル4に指定されていたアルメニア、ベラルーシ、レソト、ジンバブエはレベル3に引き下げられ、情報不足で「不明」となっていたシンガポールもレベル3に分類されました。
また、バーレーン、エチオピア、ザンビア、カーボベルデはこれまでのレベル2から3に引き上げられ、アラブ首長国連邦(UAE)はレベル1から3に変更となりました。

参考元:Cable News Network