オアフ島で大規模な浸水被害 12月で過去最多の総降雨量を記録

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オアフ島で大規模な浸水被害 12月で過去最多の総降雨量を記録

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ハワイ諸島では今月5日から大型の低気圧が停滞し、州内の各地で大雨による大規模な浸水被害が起こっています。6日には州知事が「非常事態宣言」を発令し、ホノルル市長も洪水や浸水による「緊急事態宣言」を発令。ホノルル市内のダウンタウンでは大規模な停電が起こり、現在も深刻な事態が続いています。
NWS(アメリカ国立気象局)ホノルル支部は6日、州内における気象状況の詳細を発表。ホノルル市内では1日で201ミリの総降雨量を記録し、1987年12月12日に確認された200ミリを上回ると報告しました。12月における1日あたりの総降雨量では過去最多となり、連日続く大雨により市民の生活に大きな影響が出ています。
ホノルル市内における1日あたりの最多降雨量は1958年3月5日に記録された389ミリで、橋梁が決壊するなど大規模な被害が報告されました。今回の被害による死者は報告されていませんが、気象当局は河川や海に近づかないよう、警戒を呼びかけています。
現地時間12月7日8時時点における州内の総降雨量は1日あたり120ミリから200ミリで、オアフ島のマクア山脈とマカハ渓谷では250ミリを記録。カウアイ島も大雨が続き、山地などで鉄砲水の被害が報告されています。ハワイ島のネネキャビンでは1日あたりの総降雨量が180ミリを記録。マウイ島のクラでは1日あたり160ミリを超え、12月では過去最多となる降雨量を各地で記録しました。
州内の大雨は8日まで続くとみられ、家屋や店舗への浸水被害も懸念されます。

参考元:Star Advertiser

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