来年の感染状況は「エンデミック」へ移行か ワクチン追加接種が収束に大きく関与

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来年の感染状況は「エンデミック」へ移行か ワクチン追加接種が収束に大きく関与

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現地時間の11月16日、バイデン政権の首席医療顧問を務めるNIAID(アメリカ国立アレルギー感染症研究所)のファウチ所長は、国内における新型コロナウイルスの感染状況について言及。ワクチン接種率が上昇することで新型コロナウイルスの症例は減少を続け、アメリカは来年にもパンデミック(世界的大流行)からエンデミック(特定地域で継続的に発生する状態)に移行するとの見解を示しました。
ファウチ氏は「エンデミックへ移行するには社会・経済・生活の面において、影響がない程度まで感染者が減少する必要がある」と説明。エンデミックを定義する特定の基準はないと述べる一方、ワクチンの追加接種(ブースター接種)が今後の感染状況に大きく関与するとの見方を示しています。また、「すべての市民が追加接種を行った場合、アメリカは来年春までに新型コロナウイルスを抑制できる」と述べ、積極的に追加接種を行うよう呼びかけました。
エンデミック(Endemic)とは医療や公衆衛生の分野において、感染状況をあらわす医学用語です。 ある感染症が特定の地域に一定の割合で発生する場合や、一定の季節に繰り返し発生するケースを指します。また、感染性の病原体が日常的に存在している状況もエンデミックに該当し、「風土病」や「地方流行」とも呼ばれます。パンデミックからエンデミックへ移行する場合は「高いワクチン接種率」と「感染者による自然免疫」の両立が必要とされ、アメリカやイギリス、ポルトガル、インドなどが該当すると専門家らは指摘しています。
ファウチ氏を含む感染症の専門家は、「追加接種がウイルスへの抗体を増幅させる効果は明らかである」とコメント。しかし、新型コロナウイルスは依然として予測不能な感染傾向にあり、ワクチン未接種の人々に広がる過程で変異を続けると述べ、接種の重要性を強く訴えました。

参考元:REUTERS