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ホワイトハウスは10月12日、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了したカナダとメキシコからの渡航者に対し、11月より陸路および海路での入国を認めると発表。両国との国境封鎖を解除する意向を明らかにしました。時期は11月初旬以降になるとみられ、今後はワクチン接種完了を条件として陸路・海路での往来も可能となります。
アメリカ政府は昨年3月、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてカナダとメキシコの国境を封鎖。厳しい入国制限を施行し不要不急の往来を禁止しています。
また、DHS(アメリカ国土安全保障省)も12日の会見で、11月をめどにカナダとメキシコの陸路・海路の国境封鎖を解除する方針を表明。今後アメリカへの入国はワクチン接種完了が条件になるとし、対象者は渡航目的を問わず自由な往来が可能になると述べました。
DHSのアレハンドロ・マヨルカス長官は、「国境封鎖の解除に向けて前進したことを嬉しく思います。安全かつ持続可能な方法で、通常の往来再開を目指します」とコメント。解除の正確な時期については明言を避け、11月初旬以降になるとの見方を示しています。
一方、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は入国条件として認めるワクチンについて言及。以下6種類のワクチンを対象とする方針を明らかにしました。
アメリカ入国が認められるワクチンの種類
ファイザー/モデルナ/ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) /アストラゼネカ/中国医薬集団(シノファーム)/科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)
FDA(アメリカ食品医薬品局)ではファイザー、モデルナ、J&Jが製造したワクチンのみ承認していますが、WHO(世界保健機構)はこれら3社に加え、アストラゼネカ、シノファーム、シノバック・バイオテックも認めています。
現段階では過去14日以内にヨーロッパや中国、インド、ブラジルなどで滞在歴がある渡航者は、原則としてアメリカへ入国することができません。今後の国境封鎖解除に伴い、ワクチン接種完了を条件に入国制限が大幅に緩和される見込みです。
なお、10月13日時点におけるアメリカ国内のワクチン接種完了率は57.0%、1回以上接種した割合は66.1%で依然として鈍化を継続。G7(先進7カ国:カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、日本、アメリカ)のなかで最も低い水準となっています。
参考元:BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-58893052
更新日 : 2024年4月19日
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更新日 : 2024年4月2日
更新日 : 2024年3月28日