最初の感染者死亡から500日 専門家がワクチン接種率低下と変異株に強い警戒を表明

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最初の感染者死亡から500日 専門家がワクチン接種率低下と変異株に強い警戒を表明

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【アメリカ国内の新型コロナウイルス最新情報はこちら】

アメリカ国内は新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、パンデミック前の生活を取り戻しつつあります。しかし、医療の専門家はワクチン接種率の低さと変異株の流行に懸念を示し、感染再拡大も有り得るとして警戒を呼び掛けています。
新型コロナウイルスにより甚大な死者数が確認されたニューヨーク州とカリフォルニア州は、6月半ばに経済活動を本格的に再開。6月20日は、初めてアメリカ国内で新型コロナウイルスの死者が確認された日から500日の節目となります。国内初の死者は昨年2月6日に亡くなったカリフォルニア州に住む57歳の女性。カリフォルニア当局は検査の結果、同年4月に死因が新型コロナウイルスであることを明らかにしました。
ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、新型コロナウイルスによるアメリカ国内の死者数はこれまで60万人を超えています。ワクチンの普及により、今年4月から新規感染者数と重症者数が減少。死者数も減少傾向にあり、アメリカ全土において感染状況は落ち着きをみせています。国内における接種回数は3億回以上となり、ピークとなった4月には1日あたり300万回以上のワクチン接種が行われました。1月10日は1日あたりの新規感染者数が25万人を超えていましたが、現在は約1万人まで減少しています。
こうした状況のなか、医療アナリストのウェン博士は「道のりはまだ長い」とコメント。
ウェン博士は「国内における最悪の時期は脱した」と述べ、アメリカ国内ではなく諸外国の状況に目を向けるべきと指摘しました。「アメリカ国内は飛躍的に状況が回復しましたが、依然として感染者数が増加し満床となっている地域もある」と述べています。さらに、ウェン博士はインドやイギリスなどで確認された変異株について言及。「今後も新しい変異株が出現し、ワクチンの有効性をわずかに低下させることがあるかもしれない。しかし、ワクチンの有効性が完全に失われることはないだろう」とコメント。ワクチン接種をためらっている市民に対し、できるだけ早く接種を行うよう呼び掛けました。
6月20日時点におけるアメリカ国内のワクチン接種完了者は45.1%に到達。1回以上接種を行った人口は53.3%で、50州のうち14州が50%を超えています。一方、ワクチン接種率が低い南部のミシシッピ州では、ワクチン接種完了者が約30%と停滞。1回以上接種を行った人口も33%にとどまっています。
同州ジャクソン市のルマンバ市長は、「接種率が向上しない理由のひとつに、かかりつけ医を持たない市民が多いことにある」と指摘。医療体制の格差がコロナ禍で浮き彫りになったと語りました。

参考元:Cable News Network
https://edition.cnn.com/2021/06/20/health/us-coronavirus-sunday/index.html