関連記事
「WHOの公表2週間前に中国は新型コロナウイルスを把握」 アメリカ議会が発表
更新日 : 2024年1月20日
アメリカの新型コロナウイルス 今冬はオミクロン株派生型“JN.1”の感染が主流に
更新日 : 2023年12月24日
アメリカの大学教授2人がノーベル医学賞を受賞 ワクチン開発に多大な貢献
更新日 : 2023年10月5日
アメリカ政府が「緊急事態宣言」を解除 5月12日より入国時のワクチン接種証明書が不要に
更新日 : 2023年5月13日
更新日 : 配信日 :
【アメリカ国内の新型コロナウイルス最新情報はこちら】
現地時間の3月10日、新型コロナウイルス対策費用を含む1兆9,000億ドル(日本円で約200兆円)の経済対策法案がアメリカ議会下院で可決され成立が認められました。3月12日にバイデン大統領の署名を経て正式に成立する見通しで、単独の法案としてはアメリカ史上最も高額となります。
今回の法案は「アメリカン・レスキュー・プラン」と名付けられ、バイデン政権発足後初となる大規模な経済対策が始まります。
成立が決定した「アメリカン・レスキュー・プラン」の主な内容は以下の通りです。
なお、アメリカ国内の最低時給を現在の7.25ドルから一気に15ドルへ引き上げる措置については上院で議論が難航し、成立には至りませんでした。
バイデン政権が掲げる「アメリカン・レスキュー・プラン」は早くもアメリカ国民から多くの期待を集めています。アメリカの調査機関“ピュー・リサーチ・センター”は今月行った世論調査で、国民の7割が「法案を支持する」に票を投じたと報告。理由として「国民や家庭を重視した支援に共感が持てる」「ワクチンの供給を最優先としている」などが挙げられています。
アメリカではこれまでに3,000万人近くが新型コロナウイルスに罹患し、52万7,000人以上の死亡が確認されています。また、失業率も昨年から急激に上昇し、多くの国民から雇用と経済対策を求める声が上がっていました。バイデン大統領は会見で、「この法案はアメリカの柱となるエッセンシャルワーカーや国を支えている人々にチャンスを与えるものです。85%の世帯が対象となる現金給付やワクチンの供給を積極的に行い、速やかに経済を立て直します」とコメント。改めて法案の重要性を強調し、実行に向けて決意を表しました。
参考元:BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-56350463
更新日 : 2024年1月20日
更新日 : 2023年12月24日
更新日 : 2023年10月5日
更新日 : 2023年5月13日